法務省は、来年3月末で閉鎖される奈良市の奈良少年刑務所について、明治時代の建設で歴史的価値も高いことから、建物の運営権を民間企業などに売却し、ホテルや博物館などとしての再利用を目指すことになりました。 法務省は刑務所の建物の歴史的な価値が高く、地元の住民などからも保存を求める声が上がっていることから、建物を取り壊さず保存することにしていて、具体的な使用方法を検討してきました。 その結果、建物の運営権を民間企業などに売却し、再利用してもらうことを決めました。法務省は、ホテルや博物館などとして利用してもらいたいとしており、年内に売却する企業の募集を始め、来年度中には事業者を決定することにしています。