文化庁の宗教統計調査によると、日本にいるキリスト教信者数は約191万人。人口当たりの信者数は、日本にキリスト教が伝わった地である九州地方など西日本が高くなっている。 文化庁の宗教統計調査(2017年度版)によると、2016年12月31日時点の日本のキリスト教信者の数は191万4196人だった。実数では、東京都の85万6646人、神奈川県の30万4358人で全体の約6割を占めた。 人口1万人あたりの信者数で比べると、東京都628.2人に続き、長崎県476.4人が2位となっている。上位15位までを見ると、2府10県が西日本の自治体だ。首都である東京や、開国で国際貿易港が開かれ外国人居留地が設けられた横浜(神奈川県)は別格だが、日本のキリスト教信者の比率は西日本で高めになっている。 人口1万人当たりの信者数(人)