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中沢新一に関するushiwatatのブックマーク (2)

  • 中沢新一の生態学観はこれでいいのだろうか - G★RDIAS

    中沢新一が解題編集している南方熊楠コレクション『森の思想』というを再読。 南方熊楠コレクション〈5〉森の思想 (河出文庫) 作者: 南方熊楠,中沢新一出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/11/10メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見る 中沢の文章はレトリカルに美しいが、内容はほんとうにこれでいいのだろうか。たとえば生態学に触れたところ。 景観の美的秩序は、生物界のエコロジカルな相互関係によって、支えられている。そこが美しくいられるのは、そこでおこなわれている生命同士の関係が、上手に調節されているからだ。そうでないと、自然の景観全体の美は、維持されるはずがない。この生態学的秩序の維持に、神社の森は、きわめて重要な働きをしてきた。生態の秩序は、水田が開かれただけで大きな損傷を受けるものだ。そこに蒼たる神社の森があること

    中沢新一の生態学観はこれでいいのだろうか - G★RDIAS
  • 中沢新一著『熊から王へ』を読む - 横浜逍遙亭

    図書館をぶらぶらしたら、mmpoloさんにお勧めいただいた一連の中沢新一の中から『熊から王へ』があったので、手に取ってみた。 アイヌを南限とし、アリューシャン列島から北アメリカに点在する北方狩猟民の神話的世界と世界観、社会規範を紹介することを通じて、私たちの文明のあり方に電気ショックを与えるといったタイプの書物である。大学の講義を下敷きにしてあるそうで、「ですます調」の話し言葉で書かれたいそう読みやすい体裁に仕上っただ。 このの中でキーワードとして繰り返し用いられているのが「対称性」、それに対応する「非対称性」という概念。中沢は北方狩猟民族の神話を支配する“対称的”世界観を、私たち現代人の“非対称的”世界観に対置し、エコロジーを踏まえた対称性の世界の豊かさを読者に知らしめる。私たちの非対称的な世界観の中では人間と自然とは対立し、人間は自然を支配する位置にいる。これに対して北方狩猟民の

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