人口の急減が推計される日本。人口減少のスピードを減少させ、また、人口が減少しても活力ある社会を維持するにはどんな対策が必要か、考えていきます。
人口の急減が推計される日本。人口減少のスピードを減少させ、また、人口が減少しても活力ある社会を維持するにはどんな対策が必要か、考えていきます。
突然といっていいだろう。9月11日、内閣官房・内閣情報調査室(内調)は、情報収集衛星(IGS)で撮影した、鬼怒川の水害の情況の画像を公開した。公表された画像は2枚。デジタル処理で解像度を落としてあるが、IGSで取得した画像が公開されたのは、これが初めてである。 画像公開の背景には、内調が、現在衛星4機体制のIGSを8機体制に倍増させ、さらに衛星間通信を行うデータ中継衛星を新たに保有する意志を示していることがある。 ところが、同じ11日、グーグルは、災害関連情報を集約して表示するサイト「Googleクライシスレスポンス」で、水害地域の詳細衛星画像を公開した。米民間地球観測会社の衛星が取得した画像は、デジタル処理で劣化させたIGS画像より鮮明。かつグーグルマップの上に重ねて表示され、拡大縮小も自由自在。利用者の利便性は衛星情報センターの2枚の画像を圧倒的に上回っていた。虎の子の画像を公開するこ
60億キロメートル離れた位置から見ると、地球は青白い小さな点にしか見えない(右側の茶色の帯の真ん中より下の辺り)[1] ペイル・ブルー・ドット(英語: Pale Blue Dot)は、1990年に約60億キロメートルのかなたからボイジャー1号によって撮影された地球の写真である。太陽系家族写真の1枚として撮影されたこの写真では、広大な宇宙に対して地球は0.12ピクセルの小さな点でしかない[2]。ボイジャー1号は当初の目的を達成して太陽系を離れるところであったが、カール・セーガンの依頼を受けたアメリカ航空宇宙局 (NASA) の指令によってカメラを地球に向け、この写真を撮影した。撮影された地球が淡く青い点(a pale blue dot)であったことからこの写真自体が「ペイル・ブルー・ドット」(Pale Blue Dot)と名付けられた。2023年現在、地球から最遠の場所で撮影された地球の写真
日本の原子力の歴史を網羅的に記述した文章が米国のPEC(Public Education Center)により公開された。 United States Circumvented Laws To Help Japan Accumulate Tons of Plutonium 非常に中身が濃いので簡単に要約などできないが、この文章を読むと、日本の原子力発電と宇宙開発が「日本はいつでも核兵器を作ることができる」という「非核・核カード」を持つために押し進められたことが良く分かる。 私の目を引いた文章は何カ所もある。たとえば、 In October 1964, communist China stunned the world by detonating its first nuclear bomb. The world was caught by surprise, but nowhere wer
著者は、アメリカではベストセラー連発のサイエンス・ライター。サイエンスといっても真面目で骨太な作品をものすのではなく、センス溢れる文章に笑えるコネタを挟み込み、実にアメリカっぽいレトリックで軽快に語る楽しい作品を生み出してきた。取り上げてきたテーマも変わっていて、まずは死体をめぐるルポを書き、続いて霊魂 そしてセックス ときて、今度は「宇宙開発」である。 宇宙においては、人間は極めてスペックが低い装置だ。「気まぐれな代謝作用、貧弱なメモリー量、統一規格の存在しない形状にサイズ」のできそこないを、どうにかして宇宙空間に送り出すための苦労と努力を彼女は追う。 例えば狭く、うるさく、熱く、汚い閉鎖空間にずっと居続けることに人は耐えられるのか。ロシアのミールに滞在したユーリ・ロマネンコは、情緒不安定になり、アレクサンドル・ラヴェイキンは抑うつ状態に陥って、自殺を考えるようになる。 精神以前の問題と
米航空宇宙局(NASA)は6月13日、観測用航空機「DC-8」から撮影した「はやぶさ」大気圏再突入時の映像を公開した(動画URL)。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)などと共同で撮影。大気圏再突入の際、ヒートシールドがカプセルをどの程度守るか研究するために撮影したもので、空から19台のカメラではやぶさを狙ったという。 画面左側からはやぶさ本体とカプセルが小さな白い火の玉となって現れる。本体は次第に大きな火の玉となり、青白く光り輝いた後、砕け散る。カプセルは飛び続けている。美しい映像だ。 関連記事 お帰りなさい、はやぶさ! 小惑星探査機「はやぶさ」が13日、7年間の旅を終え地球に帰ってきた。帰還をとらえた動画やニュース、ミッション解説サイトなどをまとめた。随時更新。 はやぶさのカプセル回収 破損ない模様 JAXAがはやぶさのカプセルを回収。「現段階で破損していない模様」という。カプセルにはイ
ついに祭りの日がやってきた。 「はやぶさ」が還ってくる。そう聞いただけで2010年6月13日を特別な日と考える人たちがいる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によるネット中継開始時間までモニタ前に待機しかねない勢いだ。 天文ファンや宇宙開発マニアの枠を越えてファンは大勢いる。動画コンテンツにイラスト、実物大模型から「はやぶさ」コスプレまで、プロジェクトを理解したい、理解したこの気持ちを表現したいという作品があふれている。 「はやぶさ」は凄い。何が凄いって、人が凄い。史上初をいくつ実現したんだ!という野心的なミッション内容だけでなく、前例がないゆえに次々と起きたトラブルを、宇宙機運用技術の粋を尽くして乗り越えたその手腕が凄い。 そして、それに応えた「はやぶさ」も凄い。何かもう意思があって、プロジェクトメンバーの熱意を汲み取っているとしか思えないような挙動の数々。プロジェクト責任者である川口淳一
2010年4月15日 「はやぶさ」、そうまでして君は。 プロジェクトマネージャ 川口 淳一郎 「はやぶさ」の帰還がせまるなか、2009年11月、すべてのイオンエンジンの寿命がつき、運用停止に追い込まれた。だが、われわれプロジェクトは、彼をあきらめさせることなく、動くものはなんであれ動員してあらためて走りださせることに成功した。いや走らせてしまった。運用再開を喜ぶなかで、私は、若干複雑な気持ちも併せてもっていた。「はやぶさ」は、本当は帰還を嫌がったのではないか。知ってか、知らずか、「はやぶさ」を待ち受ける運命は、大気再突入で燃え尽きることだ。もちろん、子のカプセルを運び、ともかくも所定のレールに載せた後にはなるのだが。 どうして君はこれほどまでに指令に応えてくれるのか?そんなにまでして。イオンエンジンの運転が再開したとき、そんな気持ちをもってしまった。われわれが、方策を考えあぐねていたならば
数十年後までには、宇宙船、衛星、惑星に設置されたセンサーがお互いに情報を送ったり地球に送信したりするための共通通信プロトコル群が確立され、惑星間ウェブが実現しているだろう。インターネットの技術的先駆者の1人であるVint Cerf氏は米国時間10月24日、インターネットの将来についてこのように語った。そうしたデータを収集整理するための検索エンジンは、もちろん、Googleだ。 Cerf氏は、カリフォルニア州マウンテンビューで開催されたGoogle Analyst Dayにおいて、「惑星間バックボーンができるのは20年後か、30年後か、40年後か。いずれにしろ、宇宙からはデータが送られてくる。その収集整理についても、Googleは現在と同様に貢献できるだろう」と述べた。 同氏がGoogleに加わったのは2005年9月。インターネットの伝道師としてだ。しかし、それ以前もそれ以後も、同氏は米航空
日本の月探査機打ち上げ迫る、独走の目論見崩れる (松浦 晋也=ノンフィクション・ライター) この夏、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、月探査機「かぐや」をH-IIAロケット13号機で打ち上げる。打ち上げは当初8月16日に予定していたが、直前に電子回路の配線ミスが見つかったため延期した。月への打ち上げは、1か月につき1週間ほどの打ち上げ期間内に、打ち上げる必要がある。地球、月、太陽の相対的な位置関係により、宇宙機に太陽光の当たる方向が決まるためだ。9月は、13日から21日を打ち上げ期間に設定しており、トラブルがなければ初日の9月13日の打ち上げを予定している。 「かぐや」は90年代初めに、旧宇宙開発事業団(NASDA)が企画し、旧宇宙科学研究所(現JAXA宇宙科学研究本部)と協力して開発を進めてきた。この段階では、アメリカを初めとした諸外国は月に興味を示しておらず、日本だけが国際的に
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いつか、宇宙飛行士が月の上で、液体望遠鏡を使って遠くの銀河を眺める日が来るかもしれない。 今週、自然科学雑誌「Nature」誌で発表された論文の中で、科学者らが、液体混合物を使った、他の望遠鏡では検知できない物体を映し出せる巨大な円盤型の鏡の製作を提案している。その論文によると、液体はドラム缶で輸送することができ、機械的に展開する円盤型のメッシュに移し流すことで利用できる仕組みになっており、固体の鏡よりもはるかに低コストで輸送可能になるという。科学者らは、メッシュの表面張力が、液体がメッシュの小さな穴から漏れるのを防止できるだろうと述べる。 これが実現すれば、口径が66〜328フィート(約20〜100m)の巨大な光学赤外線望遠鏡を作り出すことが可能になる。この望遠鏡なら、わい小銀河や通常銀河の暗くて見えにくい物体も映し出せる可能性があるという。 NASA Ames Research Cen
月で採掘したヘリウム3を核融合発電の燃料に(1) 2007年6月 7日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) John Lasker 2007年06月07日 米航空宇宙局(NASA)が2006年12月4日(米国時間)に発表した月面基地計画は、本格的な火星探査への道を開くことになるだろう。だが、この計画によって大きな恩恵を受けるのは、地球上のエネルギー業界かもしれない。 というのは、NASAが温めている200種類の目標の中に、核融合炉で使用する燃料を月で採掘するという提案があるからだ。核融合炉は未来の発電技術と目されており、実証実験は成功しているが、商用化にはまだ数十年かかるとみられている。 この核融合発電に利用でき、安全で環境にやさしい燃料として期待されているのがヘリウム3だ。ヘリウム3は地球上にはごくわずかしかないものの、月には豊富に存在している。 そのため科学者
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