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書籍と格差社会に関するushiwatatのブックマーク (4)

  • 『「もうこの問題しかやらない」』

    1975年生まれの就職氷河期世代の若い記者が「派遣社員」の実態を書いたが『ルポ正社員になりたい―娘・息子の悲惨な職場/小林 美希著』。 若年層の非正規雇用の実態を最初に活字媒体「エコノミスト」で取り上げた功績、綿密な取材、そこに基づく分析力には感嘆しました。来の記者の仕事、その気迫を見せていただいた気がします。アマゾンのレビューこぞって5つ星ですね。同感です。 あと、新人の彼女の企画をとりあげてくれたデスクやこのルポをに残さなくてはと出版された単行の編集者。まだ実績の少ない小さな人間の企画に耳を傾けてくれようとする人が少なくなっているなか、彼女をサポートしたまわりの人たちにも感謝したくなるでした。彼女はほんとにかっこいい。記者や編集者はほんとに読んでほしいと思います。たったひとりでもできることがたくさんあると思います。 彼女は自らが、何十社と就職試験を受け、民事再生法を申請したば

    ushiwatat
    ushiwatat 2007/07/20
    小林美希『ルポ正社員になりたい―娘・息子の悲惨な職場』について。 週刊「エコノミスト」での顛末、介護現場の悲惨な現状などの記述。
  • 「株式会社という病」を読む - 内田樹の研究室

    平川くんの『株式会社という病』(NTT出版)のゲラが届いたので、東京へ向かう新幹線の車中で読み始める。 平川くんはブログ日記で、このを書くのにずいぶん苦労したと書いていた。 彼が「苦労する」というのはどういうことだろう。 言いたいことをはやばやと書ききってしまったので、残りの紙数を埋めるのに苦労するということは学生のレポートのような場合にはよくあることである。 だが、平川くんのような書き手の場合に「書くネタが尽きる」ということはありえない。 ということは、彼がこので「手馴れた道具」では論じることの困難な種類の主題を扱っているということである。 平川くんをして困惑せしめる主題とは何であろう。 一読して、その困惑が少しだけわかったような気がしたので、そのことについて書きたい。 彼は久が原の町工場の長男として育った。 その少年時代の親たちの働きぶりや、彼のまわりにいた工員たちの姿を活写すると

    ushiwatat
    ushiwatat 2007/05/01
    平川克美『株式会社という病』について。自責、郷愁、疚しさ。|彼は心のどこかであの労働者たちを「安定した格差」の中に取り残して「国際派ビジネスマン」になってしまった自分自身に「疚しさ」を感じている。|
  • 雨宮処凛さんの新著 - G★RDIAS

    生きさせろ! 難民化する若者たち 作者: 雨宮処凛出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2007/03/13メディア: 単行購入: 6人 クリック: 104回この商品を含むブログ (141件) を見る読みました。フリーターや野宿者問題、心の病、そして過労死というきわめて現代的なルポをもとにした雨宮さんの主張は、以下に凝縮されている。 闘いのテーマは、ただたんに「生存」である。生きさせろ、ということである。生きていけるだけの金をよこせ。メシをわせろ。人を馬鹿にした働かせ方をするな。俺は人間だ。(p.10) 生命倫理学では、「生命の神聖性」(Sanctity of Life)と「生命の質」(Quality of Life)という先鋭的な対立があるとされる。しかし、雨宮さんが「生きさせろ!」という可能性に賭けて声を大にするとき、もちろん「ただ生きているだけを達成させること」を主張しているので

    雨宮処凛さんの新著 - G★RDIAS
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/04/03
    『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版)の書評。
  • 書評 - 親より稼ぐネオニート : 404 Blog Not Found

    2007年03月14日21:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 親より稼ぐネオニート これで思い出した。 親より稼ぐネオニート 今一生 オールニートニッポン「ネオニート特集」特設サイト:オールニートニッポン「ネオニート」特集3/16のオールニートニッポンは、新刊『親より稼ぐネオニート― 〜「脱・雇用」時代の若者たち〜』(扶桑社)を発表されたばかりのフリーライター兼エディター、今一生さんをゲストにお招きして「ネオニート」特集を行います!オビより 厳しい労働環境下に置かれる「貧乏クジ世代」とも呼ばれる20代 後半~30代の若者たちの中から、会社に雇用されることを捨て、不労所得や自営 業によって親や同世代以上の年収を稼ぐ「ネオニート」といわれる成功者が現 れ始めている。 書「親より稼ぐネオニート」は、そんな「ネオニート」たちへの取材、それに対する著者の論考、「下流社会」の三浦展Xワーキン

    書評 - 親より稼ぐネオニート : 404 Blog Not Found
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