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書籍に関するushiwatatのブックマーク (159)

  • 梶ピエールの備忘録。 - 鈴木謙介氏のウェブ民主主義論

    ウェブ社会の思想 〈遍在する私〉をどう生きるか (NHKブックス) 作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/05/26メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 111回この商品を含むブログ (132件) を見る 鈴木謙介さんのグローバリゼーション論『“反転”するグローバリゼーション』は出てほどなくして買ったのだが、なんとなくピンと来なかったのでそのまま積読になっている。先日、日経新聞に中島岳志さんによるこの書評が載っていたのだが、これを読んでも依然としてピンと来ないままだ。いずれまたちゃんと読んで「なぜピンと来なかったか」ということについて考えてみましょう。 しかし、ほぼ同時に出た『ウェブ社会の思想』の方は面白く読んだ。たとえば、一口に「電子媒体によるコミュニケーション」といっても、それは携帯でメールを送りあうような関係にみられる「過剰な期待

    梶ピエールの備忘録。 - 鈴木謙介氏のウェブ民主主義論
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/06/21
    鈴木謙介『ウェブ社会の思想―〈遍在する私〉をどう生きるか』(NHKブックス)
  • 大衆としてのネットイナゴ - 雑種路線でいこう

    竹田陽子先生の絶賛していた『哲学する民主主義―伝統と改革の市民的構造 (叢書「世界認識の最前線」)』を探して紀伊国屋をウロウロしていたら,リップマンのがいまさら翻訳されているのをみつけて手に取った.彼の『輿論』*1は予備校時代に読んで感銘を受けたとはいえ,かれこれ80年近く前の論考だし,それほど期待してはいなかったのだが,読んで身震いした.80年前に書かれた政治評論が今なお新鮮に読めるって,すごいことだよね.というか『輿論』も『幻の公衆』も,彼の30代前半の仕事だったということに焦りを感じたりするのだが. 幻の公衆 作者: ウォルターリップマン,Walter Lippmann,河崎吉紀出版社/メーカー: 柏書房発売日: 2007/06/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (28件) を見るリップマンが書で書いていることは要するに大衆の総意などどこに

    大衆としてのネットイナゴ - 雑種路線でいこう
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/06/19
    リップマン『幻の公衆』をネタに、SBMの役割と書き手の「強靭さ」について。
  • 高校生のための現代思想エッセンス-ちくま評論選 - 入試過去問と著作権を考えるblog

    著作権の問題によって現代文の問題集や過去問集のいくつかが書店から姿を消していく中、新たな潮流とも言うべき動きが出て来ている。 これまでに僕は書き下ろしによる文章集についての提案を行なってきたが、それに近い形で編集されたを見つけたのでここに紹介する。 「ちくま評論選―高校生のための現代思想エッセンス」 このは大学の先生の書き下ろしではなく、既存のから抜粋する形で編集されているものの、僕の理想と考える、今後の時代に相応しい文章集であると思う。 堀江敏幸、黒崎政男、西垣通、斎藤環、斎藤美奈子、吉見俊哉、多木浩二、内田樹、大橋洋一、川田順三、野矢茂樹、大澤真幸、茂木健一郎、福井憲彦、小浜逸郎、永井均、小池昌代、上野千鶴子、尼ケ崎彬、竹田青嗣、前田愛、若林幹夫、石原吉郎、丸山真男、藤田省三、西谷修、北田暁大、東浩紀、見田宗介、岡真理、市村弘正、大江健三郎 このに収録された筆者の名をあげてみた

  • 逆襲のテクを学べ。『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』:日経ビジネスオンライン

    みんなが常識として捉えている事柄に、「それはウソ」とあえて反論を唱える人がいる。「この世の中、まちがっている」という正義感からであれ、「目立つことを言って、人気を得よう」という名声欲(あるいは金銭欲)からであれ。 だれもが右に向かって歩いている中で、あえて左に向かう。真っ白なキャンバスの中に黒い一滴の液を垂らす。世の中を支配する意見にあえてアンチテーゼを示すことは、注目を集めるうえで、効き目のある方法だろう。 結果、まったく主張が受け入れられずに、「そんな人もいたね」で片づけられる人もいれば、「世の中に“波”を起こした立役者」として英雄になる人もいる。 いま、その分かれ目に立っているひとりが、『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』の著者かもしれない。名古屋大学大学院教授で、専門は資源材料学。政府の委員会や審議会の委員もつとめる人物が、「環境問題の常識に異を唱える」という戦いを繰り広げている

    逆襲のテクを学べ。『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』:日経ビジネスオンライン
  • 全注釈付き『善の研究』 - G★RDIAS

    善の研究 <全注釈> (講談社学術文庫) 作者: 西田幾多郎,小坂国継出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 42回この商品を含むブログ (26件) を見る 西田幾多郎『善の研究』(1911年)と言えば、岩波文庫か、岩波版・西田全集を紐解くのが普通だった。 ところが、昨年に、西田研究者の小坂国継さんの注釈がついた『善の研究』が講談社学術文庫から刊行された。 難読の漢字にルビが振られ、各種の哲学用語・哲学者についての注釈と各章解説が巻末ではなく、文中に挿入されている。西田哲学をこれから学ぼうとする学生にはうってつけ。学生時代に、こういうがあれば嬉しかった。 昭和11年、改版時の序文より。西田の文章は独特のリズム感があり、格調が高いと思う。 フェヒネルはある朝ライプチヒのローゼンタールの腰掛けに休らいながら、日麗らかに花薫り鳥歌い蝶

    全注釈付き『善の研究』 - G★RDIAS
  • 鷲田清一『だれのための仕事』 - 乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~

    現代日を代表する哲学者(阪大次期総長)による労働論。書の内容を僕なりにまとめるならば、以下のようになるだろうか。 現代社会は、プロスペクティブ(前望的)な時間意識、および、効率性と生産性の論理が隅々まで深く浸透した《労働社会》である。 わたしたちはなぜ働くのか? しばしば耳にする問いである。多くの人びとが、生活するため、自分や家族の豊かで安らいだ将来の生活のためといった理由を持ち出すだろう。しかし、これは未来の幸福のために現在を貧しくする論理である。現在おこなっていること、進行していることは、目的実現のために必要なもの(手段)として消極的な位置づけしか与えられていない。現在の生の輝きはそこにはない。 現在の生の輝きを余暇に求めても、事態は質的に変わらない。わたしたちは余暇の時間でも「効率よく遊ばなければ」という脅迫観念に囚われている。こうした余暇の「現在主義」的性格が典型的に表現され

    鷲田清一『だれのための仕事』 - 乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/06/11
    鷲田清一『だれのための仕事』|「なぜ働くのか?」という問い方それ自体が誤っていたのだ。「誰のために働くか」つまり「誰と関係を結ぶのか」こそが、じぶんらしさを、労働すなわち生の充実を決める| 未来の人でも。
  • 書評 - 私たちはどうつながっているのか : 404 Blog Not Found

    2007年06月10日19:15 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - 私たちはどうつながっているのか 「『複雑ネットワーク』とかぶるかな、と思ったら、著者も同じだった。 私たちはどうつながっているのか 増田直紀 「使える度」では前書が、「面白度」では書が上といったところだろうか。 書「私たちはどうつながっているのか」は、主に人間関係のネットワークに焦点をあてて解説した。図版は数式は「『複雑ネットワーク』とは何か」の方が豊富なので、「自分でも調べてみよう」という人には前著が向いているが、「今まで得られた知見をあれこれ考えてみたい」という人には著が向いているように思える。どちらも千円以下の新書なので、両方買ってもいいと思う。かぶっている箇所はあるが、かぶり過ぎではない。 目次 はじめに 人のネットワーク 世の中はスモールワールド 6次の隔たりを使う クラスターを使う 世の

    書評 - 私たちはどうつながっているのか : 404 Blog Not Found
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    ushiwatat 2007/06/11
    増田直紀『私たちはどうつながっているのか』
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • 出版物はどのくらい発行されているのでしょうか?

    ●書籍・雑誌で年間約34億5423万冊 2006年の書籍・雑誌の販売額は書籍が前年を上回ったものの雑誌が大きく減少したこともあり、2年連続の減少となりました。 全国出版協会・出版科学研究所の「出版月報」2007年1月号によると、2006年の書籍の推定販売部数は、前年比2.1%増の7億5519万冊、推定販売額は9326億円で同1.4%増となり、部数・金額とも2年ぶりに増加しました。増加の大きな要因としては『ハリー・ポッター』の新作が出たほかに、ケータイ小説教養新書、児童書、文庫などが好調だったことがあるようです。 一方、雑誌の推定販売部数は26億9904万冊で、前年比で6.1%減と過去最大の減少となりました。 月刊誌は前年比5.2%減の17億9535万冊、週刊誌は同7.8%減の9億369万冊となりました。過去2年落ち込み幅が小さかった月刊誌も、大きく落ち込みました。雑誌全体の販売金額は前

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    ushiwatat 2007/06/10
    週刊誌の凋落は著しい。ある意味対抗メディアではあるのだけれど…。
  • Googleの書籍検索構想に米12大学が新規参加:ITpro

    Googleは米国時間6月6日,同社の書籍文検索プロジェクトGoogle Books Library Project」に,米国の12大学で構成するコンソーシアム「Committee on Institutional Cooperation(CIC)」が加わったと発表した。GoogleはCICと協力し,参加大学の図書館から最大で1000万冊の蔵書を選択してデジタル化する。 このプロジェクトには,すでにハーバード大学,スタンフォード大学,オックスフォード大学などが参加しており,CICが加わることで参加大学の数が倍増するという。今回,新たにシカゴ大学,イリノイ大学,インディアナ大学,アイオワ大学,ミネソタ大学など中西部の大学がこのプロジェクトに参加することになった。多くの大学が加わることで,それぞれがが保有する貴重な書籍コレクションにオンラインでアクセスできるようになる。 Googleは,

    Googleの書籍検索構想に米12大学が新規参加:ITpro
  • 小寺信良、ベストアルバム発表 - コデラノブログ SP2

    って感じなんですよ。 ITmediaで連載を続けていたコラムが、になりました。テーマ別に分けて、それぞれベストなものをピックアップ、注釈を沢山加えて、今読んでも面白い形にしました。過去179回のコラムを全部読むのは、我ながらものすごく大変で疲弊したんですが、同時にとっても楽しい作業でした。 こうして振り返ってみると、ネットというスピードに自分自身が加速されているような気がしながらも、なんだよリアル社会なんにも変わってねえじゃんって思いを新たにしたり。 読み返して得られたものもまた、多かったように思います。そういうのもまたコラムに落とし込んでいくわけで、大きな流れとしては思考の循環ができているのかと。 そんなわけで、ここに自分のを貼ったら印税で儲けてアフェリエイトで儲けてみたいな、お金の循環もしちゃうのかなみたいな。すいません。もうしません。 メディア進化社会 (Yosensha Pap

    小寺信良、ベストアルバム発表 - コデラノブログ SP2
  • 書評 - ネットで人生、変わりましたか? : 404 Blog Not Found

    2007年06月01日16:45 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - ネットで人生、変わりましたか? 岡田有花ファンの皆様、お待たせしました。 ネットで人生、変わりましたか? 岡田有花 と、人様が著したを、あたかも自分がプロデュースしたがごときずうずうしい台詞で紹介するのには、訳がある。 書、「ネットで人生、変わりましたか?」は、IT業界で最も有名な記者、岡田有花の初単著。彼女がどれほどネットで読まれ、愛されているかは、はてなブックマークからも伺うことができる。単一サイトとしてITmediaはものブックマークを集めているが、このブックマークの半分以上を岡田記者一人で稼いでいるのではないか。 その岡田記者、2003年から今年2007年の初頭に至るまでの記事を集大成したのが、書である。面白くないわけがない。が、ネットで発表された文章ということで、それをという別のメディアにまとめるには実

    書評 - ネットで人生、変わりましたか? : 404 Blog Not Found
  • 書評 - 現代の貧困 : 404 Blog Not Found

    2007年05月29日01:30 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 書評 - 現代の貧困 曽野綾子に違和感を感じる人、必読。 現代の貧困 岩田正美 「当の貧困」という言葉に対して感じる「正論のはずなのに何か違う」の「何か」を、言語化してくれたのが書だ。 書、「現代の貧困」は、「ワーキングプア、ホームレス生活保護」とサブタイトルにあるとおり、「当の貧困」、すなわち古典的な貧困とは異なる現代の貧困を定義する試みである。 目次 はじめに 格差論から貧困論へ 貧困の境界 現代日の「貧困の経験」 ホームレスと社会的排除 不利な人々 貧困貧困だけで終わらない どうしたらよいか おわりに -- 貧困境界の再設定と「私たちの社会」 そう。定義。格差は観察するだけで顕在化するが、貧困を顕在化するには、実は定義が必要なのだ。 p.11 貧困が取り上げられることが多くなったといっても、多

    書評 - 現代の貧困 : 404 Blog Not Found
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    ushiwatat 2007/05/29
    岩田正美『現代の貧困』について。
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 読書は人間がベッドの上でおこなう二つの快楽のうちの一つ

    タイトルは丸谷才一「思考のレッスン」より。読書について、書くことについて、沢山のヒントをもらった。「読書のコツ」、今風に言うなら「読書Hack」。ただし、効率ばかりの安手なものと違って、ひとつひとつ自分で読みといてはヤクロウに入れる手間はある。 ■の読み方の最大のコツ 最も激しくうなづいたのは、の読み方の最大のコツ→「そのを面白がって読め」。そのを面白がって、その快楽をエネルギーにして進め、という。言い換えると、「面白くないは読むな」となる。面白く思えないをガマンして読んで分からないなんて、つまらない。その時間、別のを面白がって読んで得られる効用の方が大なり。 読書は快楽なんだ、ベッドの上でする二つの快楽のうちの一つなんだ。もう一つの快楽が何かは言うまでもないけれど、それぐらい愉しいことなんだ。もちろん、もう一つは睡眠だね。読んで寝て暮らす、これぞ究極の快楽。 ■を選ぶポイ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 読書は人間がベッドの上でおこなう二つの快楽のうちの一つ
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    ushiwatat 2007/05/29
    丸谷才一『思考のレッスン』について。これは読みたくなる。
  • Durchsetzung neuer Kombinationen(β) - FC2 BLOG パスワード認証

  • マイルス・デイビスの音楽愛 - G★RDIAS

    マイルス・デイビス自叙伝〈1〉 (宝島社文庫) 作者: マイルスデイビス,クインシートループ,Miles Davis,Quincy Troup,中山康樹出版社/メーカー: 宝島社発売日: 1999/12/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 35回この商品を含むブログ (47件) を見る マイルス・デイビスの自伝はとてつもなく面白い。マイルスは勉強家だ。あの風貌と伝説からしてそういう感じはしないだろうが、自伝を読むといかに勉強好きかというのがわかる。それとともに、いかに音楽を愛していたかも分かる。愛していたというか、音楽それ自体になりたかったんだろう。 マイルス18歳のときの回想。 まいったことに、我を忘れて二人に聴き入っているのは、このオレだけじゃなかった。バンド全体が、ディズとバード、特にバードが演奏するたびに”絶頂”を迎えているみたいだった。バード! 信じられなかった。バンド

    マイルス・デイビスの音楽愛 - G★RDIAS
  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1186.html

  • 書評 - 「法令遵守」が日本を滅ぼす : 404 Blog Not Found

    2007年05月28日00:30 カテゴリ書評/画評/品評Lightweight Languages 書評 - 「法令遵守」が日を滅ぼす 書を読む、あるいは読み返すには、格好の機会かも知れない。 「法令遵守」が日を滅ぼす 郷原信郎 切込隊長BLOG(ブログ): たけくまさん、こっちを騒ごうよ(笑) まだありもしねえ危機を喧伝するより、地裁で変な判決が出たほうがよほど影響が大きいと思うんですけどねえ。 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070526_music_storage_illegal/ 書「「法令遵守」が日を滅ぼす」は、その法令遵守の走狗であることが期待されている検事でもあった著者が、日においては法を守ることが必ずしも社会を守るどころに結びつかず、それどころか社会を損ねる結果につながっていることを指摘し、その理由

    書評 - 「法令遵守」が日本を滅ぼす : 404 Blog Not Found
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    ushiwatat 2007/05/28
    郷原信郎『 「法令遵守」が日本を滅ぼす』
  • ケータイ小説 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「中央公論」の「時評」欄を担当しはじめて半年が過ぎた。今回が七回目。 次号テーマは「ケータイ小説」ブームで書いてほしいとのリクエスト。 でも在米ゆえ「ケータイ小説」のサイトなんて一度ものぞいたこともないし、書籍化された「ケータイ小説」のベストセラーも読んだことがない。 でも「ケータイ小説」を読まずして「ケータイ小説」を論ずるわけにもいかない。 それで編集部から渡された「恋空」(上・下)と「赤い糸」(上・下)を読みました。 日から帰国してふらふらの身体に鞭打って、総計1,200ページを読破。 世代ギャップゆえ苦しい修行だったけど、得たことも大きかった。 感想は来月10日発売の「中央公論」誌をお楽しみに。 恋空〈上〉―切ナイ恋物語 作者: 美嘉出版社/メーカー: スターツ出版発売日: 2006/10/17メディア: 単行購入: 2人 クリック: 231回この商品を含むブログ (158件)

    ケータイ小説 - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • Passion For The Future: 僕の叔父さん 網野善彦

    僕の叔父さん 網野善彦 スポンサード リンク ・僕の叔父さん 網野善彦 学者一族に生まれた中沢新一は、偉大な歴史学者の網野善彦の甥にあたる。幼少のころから仲が良かった中沢は、網野の死に際して追悼の記念にこの回想記を書いた。中沢の名文により、二人の背景がよく見えるだ。どちらかのファンなら必読である(私は中沢新一のファン)。 それにしても恐ろしくインテリな家系である。おじちゃんと甥っ子、お父さんと子供の会話の内容が、そのまま歴史学であり民俗学であり宗教学なのだ。冗談ではなくて、当に学会みたいな家族である。 たとえば「私は高校生になった頃、英語に訳された「我国体の生物学的基礎」を読んでいて、奇妙なことに気がついた」と中沢の思い出が語られている。高校生がそんなを読んで、英訳のニュアンスの違いを発見して、叔父にそれを指摘するのだが、活動家の父親も加わって天皇制と国体の議論へ展開して、ひとしきり

    ushiwatat
    ushiwatat 2007/05/24
    中沢新一『僕の叔父さん 網野善彦』(集英社新書)。