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鍵盤楽器に関するushiwatatのブックマーク (22)

  • My favorite Goldberg Variations | just beside you

    バッハ/ゴールドベルク変奏曲BWV.988 この『My favorite』の一曲のために、私が購入したLP,CDなどを一挙公開いたします。 ジャケット写真とともに私の『お薦め度』を、満点★5で付けさせていただきました。私はクラシック音楽愛好家ではありますが、 音楽についてはいわゆる《ど素人》です。この★☆印はそんな素人の私が所有しているディスクの、主観的・妄想的な思い入れとご理解下さい。他意はありませんので、★☆印にお腹立ちならずに、御心広くご覧いただきたいと願っています。( ジャケット写真はクリックすると少しだけ大きくなります ) グレン・グールド(p)<55> COLUMBIA ML 5060 ★★★★ グールドのデビュー・レコードであったこの曲ですが、主題のアリアをはじめとして、あっという間に終わってしまいます。テンポが異様に速いというわけではなく、変奏すべてが反復なしで演奏されてい

    My favorite Goldberg Variations | just beside you
  • J.S.バッハ 《6つのパルティータ》 (BWV 825-830)

    成立・出版事情 6つのパルティータ(BWV825-830)は、《クラヴィーア練習曲》という鍵盤楽曲集シリーズの第一弾として出版された組曲集である。バッハは1726年から1730年にかけてこのパルティータを1つづつ刊行してきたが、1731年に全曲まとめて再版した際に『作品1』と記した。当時46歳のバッハにとっては、初めての大掛りな出版であったため、彼の人生にとって深い意味があったようだ。 今日で315回目の誕生日を迎える(注)バッハは、生前からドイツを代表するオルガン・チェンバロの名手としてその名を広く轟かせていた。1723年にライプツィヒのトーマス・カントル(聖トーマス教会附属学校の音楽担当教師)および市の音楽監督として就任してからのバッハは、少なくとも最初の3年間はその激務に殆ど埋没していたようだ。その多忙を極める彼が職務とは直接関係のないクラヴィーア曲の出版を思い立った背景には、ヴィル

  • Cembalo, Clavicordo & Fortepiano

    J.S.バッハゴールドベルグ変奏曲/渡邊順生 解説 □成立事情/バッハ自身の手による改訂版 □変奏の手法と変奏曲の種類 □全体の構成 □各変奏曲の特徴 前編 □各変奏曲の特徴 後編 □作品の内容的特性 ■ゴールドベルグ 表 ゴールドベルグ 表 Johann Sebastian Bach (1685-1750) GOLDBERG VARIATIONS in G-Major, BWV988 ARIA Sonata- or Suite MovementDuetCanon ★ 1★ 2★ 3 Canone all'Unisono ★ 4★/★★ 5★ 6 Canone alla Seconda ★/★★ 7 al tempo di Giga★★ 8★ 9 Canone alla Terza ★ 10 Fughetta★★ 11★ 12 Canone alla Quarta ★★ 13★★ 14★ 

  • Cembalo, Clavicordo & Fortepiano

    J.S.バッハゴールドベルグ変奏曲/渡邊順生 解説 □成立事情/バッハ自身の手による改訂版 □変奏の手法と変奏曲の種類 □全体の構成 □各変奏曲の特徴 前編 □各変奏曲の特徴 後編 ■作品の内容的特性 □ゴールドベルグ 表 作品の内容的特性 バッハは、この作品全体を通して演奏することを考えていたのだろうか。これは、かつては疑問視されていたのだが、以上のような全体の流れを見れば、少なくともバッハの想念における限り、疑問の余地はない。特に、最初の6曲の変奏と最後の6曲の変奏において、ABC3グループの変奏が順次配列されるという規則性が破られており、しかもそれが全体をより説得力のある構成にするために行われていることを見れば、それば明らかであろう。ここで、バッハは、協奏曲の原理、もう少し正確に言えば、彼が協奏曲の形式に長年求めてきたのと同じ原理を応用しているのである。 バッハは30歳になる少し前の

  • Cembalo, Clavicordo & Fortepiano

    J.S.バッハゴールドベルグ変奏曲/渡邊順生 解説 □成立事情/バッハ自身の手による改訂版 □変奏の手法と変奏曲の種類 □全体の構成 □各変奏曲の特徴 前編 ■各変奏曲の特徴 後編 □作品の内容的特性 □ゴールドベルグ 表 各変奏曲の特徴 □後半=第16~30変奏 第16変奏 力強く華麗なフランス風序曲。前半は付点リズムの支配的な荘重な部分、後半は3拍子の軽快なフーガである。途中でテンポの変化する変奏はこれ1曲しかない。 バッハは、《クラヴィーア練習曲集第1巻》と《第2巻》で、後半の開始曲にフランス風序曲を用いたが、ここでもそれを継承している。このことから、バッハが、4巻に及ぶ《クラヴィーア練習曲集》の出版を一貫したプロジェクトと考えていたことがわかる。これらの曲集は、その都度、行き当たりばったりに作られたのではなく、一纏まりの、壮大な百科全書的鍵盤音楽の集大成として設計されたのである。そ

  • Cembalo, Clavicordo & Fortepiano

    J.S.バッハゴールドベルグ変奏曲/渡邊順生 解説 □成立事情/バッハ自身の手による改訂版 □変奏の手法と変奏曲の種類 □全体の構成 ■各変奏曲の特徴 前編 □各変奏曲の特徴 後編 □作品の内容的特性 □ゴールドベルグ 表 各変奏曲の特徴 □前半=第1~15変奏 第1変奏 フランス組曲第5番のイタリア式クーラント(コレンテ)を思わせる。大胆な10度の跳躍を持つバスが特徴的。対話法、両手の交叉などによってBグループの性格を兼ね備えている。 第2変奏 一転して単純なバスの上で模倣の技法を聞かせることによって、次に来るカノンを抵抗なく導入する役割を果たしている。 第3変奏 初めてのカノン。ここでバッハは、まず最初の2小節で、単純で軽快なバスの和声的跳躍の上で2つの声部の模倣関係がはっきり聞き取れるように工夫しているが、3小節目からは、一転、バスがその存在を誇示するかのような活発な動きを見せる。カ

  • Cembalo, Clavicordo & Fortepiano

    J.S.バッハゴールドベルグ変奏曲/渡邊順生 解説 □成立事情/バッハ自身の手による改訂版 □変奏の手法と変奏曲の種類 ■全体の構成 □各変奏曲の特徴 前編 □各変奏曲の特徴 後編 □作品の内容的特性 □ゴールドベルグ 表 全体の構成 30曲の変奏曲は、ちょうど真ん中で2つの大きな部分に分けられ、それぞれの部分に導入とクライマックスがある。言い換えれば、変奏曲全体の流れにも、起承転結があるのである。 B・C両グループの変奏が尋常ならざる書法によっているだけに、Aグループの変奏は聴き手をも弾き手をもほっとさせる。特に曲が進んで緊張感が高まって来るに連れ、Aグループの安堵感がきわだって来る。それに対して技巧的なBグループの変奏は軽快且つ華やかであり、逆にポリフォニックなCグループの変奏は重厚で渋みがある。このように3曲ずつ性格の異なる変奏が規則的に配置されていることは、この長大な作品を聴きやす

  • Cembalo, Clavicordo & Fortepiano - J.S. バッハゴールドベルグ変奏曲/渡邊順生 解説

    J.S.バッハゴールドベルグ変奏曲/渡邊順生 解説 □成立事情/バッハ自身の手による改訂版 ■変奏の手法と変奏曲の種類 □全体の構成 □各変奏曲の特徴 前編 □各変奏曲の特徴 後編 □作品の内容的特性 □ゴールドベルグ 表 変奏の手法と変奏曲の種類 □アリア 冒頭のアリアの、穏やかで豊かに装飾された旋律の美しさは、すこぶる印象深いものだが、続く変奏は、左手のバスに基づいている。このアリアは前半・後半16小節ずつから成り、それぞれが繰り返される2部形式をとっている。更に、前半も後半もはっきりとした2つの部分に分けられ、これらの4つの部分が明快な起承転結の構造をもっている。最初の8小節は主調(ト長調)で終止し、次の8小節で属調(ニ長調)に転調する。次の8小節で属調から並行短調(ホ短調)へ転調し、最後の8小節では下属調(ハ長調)から始まって主調に戻る、というものである。第2の「承」の部分のバスと

    Cembalo, Clavicordo & Fortepiano - J.S. バッハゴールドベルグ変奏曲/渡邊順生 解説
  • Cembalo, Clavicordo & Fortepiano

    J.S.バッハゴールドベルグ変奏曲/渡邊順生 解説 ■成立事情/バッハ自身の手による改訂版 □変奏の手法と変奏曲の種類 □全体の構成 □各変奏曲の特徴 前編 □各変奏曲の特徴 後編 □作品の内容的特性 □ゴールドベルグ 表 成立事情/バッハ自身の手による改訂版 この作品が《ゴルトベルク変奏曲》の名で呼ばれるようになったのは、次のような事情による。ゴルトベルクとは、バッハの弟子で、才能豊かなクラヴィーア奏者であったヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク Johann Gottlieb Goldberg (1727-56)のことである。バッハの最初の伝記作者ヨハン・ニコラウス・フォルケルは、その『バッハ評伝』(1802)の中で、この作品の成立事情を次のように記している。 〈すべての変奏曲が模範とすべきこの作品――誰にもわかる理由から、これを手にして創られたものはまだ1曲もないけれども――は、ザク

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    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • ラヴェル 曲目解説:高雅で感傷的なワルツ

    1.概要 「マ・メール・ロワ」と同様に、ラヴェルたちが創設したSIM(独立音楽協会)の演奏会のために作曲した。この演奏会では、新作は作者を伏せて演奏を披露し、作曲者名を推測して投票するというお客様参加形式の公開クイズをおこなった。結局、この曲をラヴェルの作品と当てた人は半数ほどで、サティと間違えた人がかなりいたようだ。演奏会自体もバカな試みとか、くだらないデモンストレーションとか、さんざんな言われようだったそうな。SIM設立の経緯にムカついた人たち(保守的だった国民音楽協会の人)にしてみれば、もっともな言い分ではある。ムカツクなら演奏会に来なければいいのに、来ちゃうのがフランス人なのねえ。 ところでラヴェルのピアノ作品は、ピアノ演奏技術的に凝ったことをやりつくした「夜のガスパール」以降は一転してシンプルな書法となる。例外は贅をつくした「ラ・ヴァルス」のピアノ編曲のみだ。この曲もシューベルト

  • ラヴェル 曲目解説:クープランの墓

    1.概要 トンボー(Tombeau)はバロック時代ではおなじみの追悼曲で、大抵は人名がついて「だれそれのトンボー」という標題になる。一般的に流布している日語表記は「だれそれの墓」になるが、こんな誤訳はそろそろやめるべきだ。このセンス皆無な和訳はどこの馬の骨がやったんだろう。クラシック音楽ジャンルはシンフォニー=交響曲、コンチェルト=協奏曲、ノクターン=夜想曲を始めとして見事としかいいようのない和訳が与えられているのに、フランス語になったとたんこのザマである。おフランス帰りのイヤミさんが訳したに違いない。シェー!(おやくそく) 以上、ひとしきり和訳に関するイチャモンをつけたところで概説は終わりである。 2.解説 私の完璧な和訳のとおり、この作品はクープランへの憧憬ではなく、クープラン時代の音楽の様式を借りた追悼組曲である。なので、クープランの諸作品とは直接的な関係はない。ここでバッハを引き

  • ショパンエチュード比較

    松沢ゆき(Novalis Classics/1959-60) メカニック的には完璧。音色もよくコントロールされています。そういう点ではすごく評価が高い演奏なのですが、全体的に解釈が作為的で、演奏の品 位を落 とし ていると思います。フレーズが繰り返されるときには変化を付けないと気が済まないし、楽想変化も大袈裟に表現しないと気が済まないようです。左手の進 行や 内声の動きを強調したり、リズム表現を考えたり、よく考え設計されているのですが、それが完璧であればあるほど白けてしまう。いろいろ手をかけたこと が十 分に表現されるため細部ばかりが目立ってしまい、小手先の表現に終始して曲全体としては散漫な印象を与えてしまいます。表現に内的必然性が感じられな いの は致命的です。早い話が、ショパンが楽譜に書いた以上のことをやりすぎて失敗していると思います。これだけいろいろやっているのにもかかわらず、装飾

  • ショパン ピアノ協奏曲 CD比較

    ショパンピアノ協奏曲 CD聴きくらべ 1.名盤編 ショパンのピアノ協奏曲はラフマニノフの協奏曲のような壮大さはないものの、ショパン独特のフレーズ・奏法が全編で展開されているためピアノパートの演奏は譜面の見た目以上に難しいのが特徴です。全曲がきちんと演奏されているショパンエチュードの録音が少ないのと同様に、この協奏曲をごまかしなしに、そして情感豊かに演奏できている録音は意外に少ないのです。 クリスティアン・ツィメルマン(ピアノ&指揮!)、ポーランド祝祭管弦楽団(Deutsche Grammophon/1999)<決定盤> 1番・2番を収録した2枚組CDです。作曲されて170年間、ここまで踏み込んで演奏した人は誰もいませんでした。それまでのショパンの協奏曲演奏(特にオーケストラパート)に満足できなかったツィメルマンが弾き振りすることを決心し、この2曲を演奏するためだけにポーランド中からメンバー

  • 移転案内フェブラリー

    フェブラリーのホームページは移転しました。 新しいページはこちらです。 ブックマークにご登録いただいている方は、お手数ですがご変更をお願い致します。 ご不便をおかけしますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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  • (6)モーツァルト:ピアノソナタ第16番(15番) ハ長調 K.545 | クラシック音楽への第一歩

    実は、バッハのゴルドベルグ変奏曲でピアノの項は終わるつもりでいました。しかし、こうして(1)から(5)までを概観してみると、モーツァルトの欠落はやはり許されないようです。 そこで、ピアノの項にはもう1曲追加してモーツァルトを取り上げることにします。 モーツァルトは鍵盤楽器の主役がチェンバロからピアノに切り替わる時代に音楽を書きました。そして、残されたモーツァルトの書簡には、この新しい楽器への賞賛の声が数多く残されています。その中で最も有名なものが、パリ旅行の途中において、アウグスブルクから1777年10月17日から18日にかけて書かれた父宛の手紙です。 彼はこの地でシュタインのピアノを何台か弾いたのです。 「シュベートのクラヴィーアがぼくの一番のお気に入りでした。でも今はシュタインのが優れているのを認めなくてはなりません。・・・強く叩けば、たとえ指を残しておこうと上げようと、僕が鳴らし

  • SpinNet : Notice of Service Termination

    ご訪問いただいたお客様へのお知らせ Information for customers visiting this Web site from SpinNet アクセスいただいたWebサービスは提供を終了いたしました。 長年にわたり、多くの皆様にご利用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。 SpinNetトップページへ The Web service you are trying to access has been terminated. We would like to thank all of you for your patronage over the years. Go to the SpinNet

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  • (5)バッハ:ゴルドベルグ変奏曲 BWV988 | クラシック音楽への第一歩

    ベートーベンからショパン、そしてリスト、ドビュッシー、プロコフィエフと辿ってきて、いきなりどうしてバッハなんだ、と思われるでしょう。 でも、この順番は決してイレギュラーではないのです。 良い音楽だけを演奏するピアニスト 生物学は、生き物は常に新しい道を模索するということを教えてくれます。 可能性が模索されつくし行き止まりにあるかのように見えても、その行き止まりと思えた地点から、生き物は必ず思いもよらなかった新しい道を探し出します。 ピアニストも一種の生き物である以上、その行き止まりと思えたところから新しい道を模索し、そして新しい道を探し出しました。 それが、「良い音楽」だけを選び出して演奏するピアニスト、「良い音楽」だけでプログラムを組むピアニストの登場です。 リストの項でも述べたように、ピアニストは演奏家であると同時に作曲家であり、彼らは基的に自分が演奏するために音楽を書きました

    (5)バッハ:ゴルドベルグ変奏曲 BWV988 | クラシック音楽への第一歩
  • J. S. バッハ: 《フランス組曲》(BWV 812-817)

    Sex Sviten pur le Clavesin. compossee par Mos: J. S. Bach 《フランス組曲》(BWV 812-817)は、優美で気品のある6つの組曲を集めた、バッハ30代後半の作品である。数々の代表的な器楽曲を創作したこの時期に《インヴェンションとシンフォニア》や《平均律クラヴィーア曲集》も含まれるが、それらとともに《フランス組曲》は、子弟の音楽教育のために書いた包括的なプログラムの一片を担っていた。当時、鍵盤楽器用に書かれた組曲は、6曲ほどの様式化された舞曲から構成されていたが、特に愛好家の間で人気のあったジャンルなのだが、高い教育的価値を持っていた。つまり、これらの組曲から、様式や良い趣味質を学ぶことが期待されたのである。 伝統的に、《フランス組曲》は、《イギリス組曲》と対になっていると考えられていた。《イギリス組曲》とは、バッハが《フランス

    J. S. バッハ: 《フランス組曲》(BWV 812-817)
  • Scott Ross 礼讃 Johann Sebastian Bach 6 Partitas BWV825-830 (2CD)

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