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音楽と新書に関するushiwatatのブックマーク (5)

  • 「音楽」という概念がたどった歴史 – 岡田暁生『西洋音楽史―「クラシック」の黄昏』から | ushilog

    西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書) 岡田 暁生 中央公論新社 2005-10 売り上げランキング : 9376 Amazon 楽天ブックス 図書館 by ヨメレバ 『音楽の聴き方』を先に読んだので、遡ってこちらも読んでみました。2005年のですが既に17版。結構ヒットしてるのではないかと思います。実際に内容も「音楽史」という題名から受ける作曲家・天才たちの歴史、絢爛な宮廷文化という視点にとどまるものではなく、読み応えのあるものです。 自分としては(1)「音楽」の概念の変化(世界の調和~作曲家の表現)、(2)音楽を支える制度(作曲家とその暮らし方・作品の再演)の変化、そして(3)クラシックの後継者としてのモダン・ジャズやポピュラー音楽、という点が気になったので、この3つを取り上げます。 宇宙の秩序 – 中世の音楽 通常私達は音楽を鑑賞する「感動を呼ぶもの」「快いもの」、ミュ

  • 音源市場の中のクラシック - けんけんブログ

    ベレゾフスキーさんの「つくばノバホール」でのコンサートは3月9日です。・・・ホンモノのピアノを聴きたい方は、是非! ある方にご紹介頂いた「タイアップの歌謡史」(速水健朗著 洋泉社 新書y)は、音楽関係のとしては久しぶりに刺激的なものでした。 しかも、受ける「刺激」の質が、違いました。 それは、このが「音楽のつくり」を扱ったものではないからです。(歌謡曲のつくりを丁寧にフォローしたものは小泉文夫氏の著作にあり、今も平凡社ライブラリーで手軽に読むことが出来ます。) だからといって、「タイアップの歌謡史」は音楽の<内容>を語っていない、というのでもありません。 著者に従って大括りに言ってしまうと、放送媒体(ラジオ・テレビ)登場後の「歌謡曲」が、どんな伝達媒体・伝達手段を通じて<流通>したか(放送に限らない)を丁寧に追いかけたレポートであり、論考になっています。 お読みになれば「そうだったの

    音源市場の中のクラシック - けんけんブログ
    ushiwatat
    ushiwatat 2008/03/10
    速水健朗『タイアップの歌謡史』(洋泉社 新書y)の音楽史観について、またクラシック音源の販売について。
  • 「文化」の可変性

    このエントリは、ベートーヴェンの交響曲第2番(カラヤン指揮)を聞きながら書いています。理由は後述しますが、皆さんにも YouTube のビデオをどうぞ: さて、題。権利者団体による「Culture First」発表、予想通り波紋を広げているようですね: ■  はてなブックマーク - 「iPod課金」は「文化を守るため」――権利者団体が「Culture First」発表 - ITmedia News 僕の感想は昨日書いた通り、権利者団体は議論に勝つつもりではなく、勝負に勝つつもりでいるのだと思います。恐らくPRコンサルタントなどを雇い、周到にプロモーション戦略を練ったのでしょう。その結果出てきたのが「文化を守れ」というキャッチフレーズで、これは議論に関心のない人々にとっては効果絶大だと思います。「権利者団体はバカだ、あんな破綻した議論をして」と鼻で笑っていると、「文化」という言葉が一種の「

    ushiwatat
    ushiwatat 2008/01/17
    リンクがある前のエントリも参照。金聖響+玉木正之『ベートーヴェンの交響曲』。
  • 西洋音楽史 岡田暁生 - 本と奇妙な煙

    西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書) 作者: 岡田暁生出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/10/01メディア: 新書購入: 25人 クリック: 169回この商品を含むブログ (217件) を見る以下のような定義に鼻白む方もおられましょうが、色々面白い話しがありますから。 「芸術」としての音楽のありようとは 紙の上で音の設計図を組み立てるという知的な性格を強く帯びているのが、芸術音楽である。(略) 書で辿るのは、楽譜として残された知的エリート階級の音楽歴史である。 「西洋芸術音楽」の定義 「知的エリート階級(聖職者ならびに貴族)によって支えられ」、「主としてイタリア・フランス・ドイツを中心に発達した」、「紙に書かれ設計される」音楽文化のことである。 グレゴリオ聖歌の空間 異端審問と火あぶり、巡礼と托鉢僧の行列、数々の災害と天変地異、悪魔の憑依、血を流すマリア像と

    西洋音楽史 岡田暁生 - 本と奇妙な煙
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/12/20
    岡田暁生『西洋音楽史』。
  • 『ヒストリエ』 岩明均

    フェロモンボディのボディソープを買いました。  スリミング・セルライト対策のソルト系のボディソープとしてクチコミでも割と評価... 「美白フリークの愛用する6つの日焼け止め」で触れたイプサのプロテクター・デイシェルター・ブライトビジョンをまた買いました。 ...

    ushiwatat
    ushiwatat 2007/09/18
    |西洋近代思想においては「政教分離」が謳われ、信仰は内面化・私生活化されます。そのような近代の申し子として生まれながら、聖俗一致的イスラームを敢えて選択する、という逆説がイスラーム主義にはあります。|
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