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ブックマーク / hoikushipapa.jp (10)

  • 遊具えらびについて

    2024-07 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 遊具の選び方についてコメントで相談を受けました。 偏り無くどんな遊具をそろえていけばよいのかについてです。 (コメントのあった記事はこちら 『おすすめおもちゃ その3』) おおまかになのですが、それについて返信したものを転載します。 >偏りがないおもちゃ選び これはなかなかに難しい問題です。 確かに子供の経験の面からもいろいろな種類の遊具があるというのは望ましい状態ですが、家庭でならばある程度そろっていれば、さほど多種の遊具をそろえなくともいいのかもしれません。 なぜなら子供により遊びにも好みというものが、だんだんとでてくるからです。 自分の得意な遊びを子供が持てるようにすることも大切なことです。 そして、そういった好みのものができてきたら、それを中心にして、

    遊具えらびについて
  • 支配しなくても子供はまっすぐ育つ vol.2

    2024-07 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » コメントやFacebookで、『保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」 』が手に入らないと何件かお伝え頂きました。 たしかに、楽天ブックスでもAmazonでも入荷未定や、注文受け付け不可という状態になってしまっているようです。 書店さんでも品薄のようです。 (現在、楽天では在庫あり、Amazonでは来週には在庫が補充される予定になっているそうです) ちょうどいま28日付で増刷されました分が配されているところだと思いますので、この状況もいましばらくで改善されることと思います。 せっかく、お探しくださっているのに申しわけありません。 もうしばらくお待ち頂ければと存じます。 では、前回からの続きです。 ◆子供を「支配されること」に慣らさない 僕は子供が大人の

    支配しなくても子供はまっすぐ育つ vol.2
  • 「かわいい子に育てる」vol.11  おわりに

    2024-06 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » (現在、子育て相談は休止中です。新たにコメントされてもご返信差し上げることができません) お問い合わせいただいた、電子書籍化についてですが、これも決定いたしました。 そちらでの発売は2月上旬予定になっております。 電子書籍のほうがご都合のよろしい方は、もう少々お待ち下さい。 ワークショップ第一回の内容を元にした、「かわいい子に育てる」シリーズも今回でおしまいです。 この内容は、保育園で言うところの「乳児クラス」つまり3歳未満児を、おおむね対象として組み立てています。 年齢があがっても基的なことは変わりませんが、小さい頃に子育てを安定化させてしまうと、その後も子育てがスムーズにいきやすいというのが、このワークショップの狙いだったので、小さければ小さいほど今回の話が

    「かわいい子に育てる」vol.11  おわりに
    ushiwatat
    ushiwatat 2015/05/29
    |小さい内に「存在の肯定」をたくさんしてもらってこそ、あとからくる「行為の肯定」がうまく機能します。/「存在の肯定」なしに、それを「行為の肯定」で肩代わりさせようとしても、そこには限界があります。 |
  • 乳児の遊び・関わり Vol.8 力で子供を動かしてしまうこと

    2024-06 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » 前回の事例の中で「子供を持ち上げてつれもどす」ということがでてきました。 これを保育士は、あまり良くないニュアンスをこめて「リフト」と呼びます。 このことは普通にしていますが、実は気をつけなければ子供の力を奪うことになります。 親が子供を思い通りに動かすためについしてしまうのですが、子供の意思とは関係なくしていることです。むしろ子供の意思と反して使うことも多いでしょう。 いわば、まだ言葉で反論することはないかもしれませんが、力ずくで言うことを聞かせてしまっているのです。 子供の意に反する状態でこのリフトをし続けていくとどうなるでしょう。 例えば15歳の子を力ずくで言うことを聞かせて、それがうまくいくと考える人は多くないでしょう。 10歳でも同様ですね。5歳の子です

    乳児の遊び・関わり Vol.8 力で子供を動かしてしまうこと
  • 「幸せ」ってなんなんだろう

    2024-06 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » 拍手コメントから相談をされても返信することができません。 まずは『はじめにお読みください』をご覧になってからコメント欄にお願いします。 「幸せ」ってなんなんだろうなとときどき考え込みます。 保育士の仕事をしていても、生きることや家族について考えさせられることがたくさんあります。 このまえAの事例を紹介しました。 あれもけっしてなにか子供に明確な成果が表れたわけではありませんが、子供から目を背けそうになってしまっている母親を子供に向き合えるようにしたという点ではものすごく前進のあったこととも言えます。 子供の姿が大変な事例ではあったけれども、それでも将来に明るさのみえる話の部類です。 でも、実はもっと出口のないケースもたくさん見てきています。 そういうのって書いてい

    「幸せ」ってなんなんだろう
  • ワークショップ 第一回 「かわいい子に育てる」 vol.1

    2024-06 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » 先日、子育てワークショップの第一回目がありました。 今回のテーマは「かわいい子に育てる」というものです。 ”かわいい子”というのは、「親なんだから我が子を”かわいい”と思いなさい」というような精神論的な子育て観のことではなくて、実際に子供の姿を”かわいい”状態にすることで、無理なく子育てを楽しんでいけることを目指すというものです。 僕がこれまでに述べてきたような「叱らなくていい子育て」というものを、実際の関わりのなかで具体化していくその実践を”かわいい子”にするということに集約していこうと考えています。 まず、”かわいい子”というものが、どんなことかのイメージをつかんでみましょう。 ”かわいい子”と対になるのは”できる子”です。 実際の子育てというのは、意外にも漠

    ワークショップ 第一回 「かわいい子に育てる」 vol.1
  • 社会の変化と家庭のはざま

    2024-06 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » 変な話だけれど、いまの労働形態だと昔のような大家族で暮らす生活スタイルがよかったのではないかという気もします。 もちろん、都市労働者というのが主体の時代にそれは無理なのはわかるのだけどね。 なぜこんなことを言うかというと、 いまの女性が男性と同様に働くという就労の形というのは、ある面ではむしろ都市労働者・核家族以前の、例えば農村におけるような女性も完全に一人の働き手としてあった時代により近いからです。 そこでは祖父母や、一人前の働き手以前の状態にある者などが、幼少の子供の面倒を見たり、家事を維持していました。 いまからそうなりなさいと言いたいのではありません。 でも、現在の女性のフルタイム労働というものは、核家族としてのこの状況では「家庭」というものを維持できなく

    社会の変化と家庭のはざま
  • 「可哀想」は子供のためにはならない

    2024-06 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » 先月はとても書く気力があったので、毎日更新を目指してみたのですが、数えてみると一日分足りない・・。 よくみたら、そもそもついたちに記事をUPしていなかった! なんともはや・・。 今月は頼まれている原稿とかもあるので、ちょっとスローペースになるかと思います。 今日は保育園にあずけることについての記事です。 前回の記事のような園での子供が満たされない姿を書くと、自分も保育園に子供を預けているので「子供に申し訳ないと思う」とか「子供が可哀想に感じている」という反応がしばしばある。 心情的にはわかるし、そういった状況というものもあるにはあるが、僕は親が一旦子供を預けて働くと決めたのならばそういう風には考えない方がいいと思う。 なぜなら、こう考えることはしばしば子育てを迷走

    「可哀想」は子供のためにはならない
  • 『満たされた子供』 その4  -満たされている姿-

    2024-06 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » 今回は満たされた子供はどんな姿をみせてくれるかということについて見ていきたいとおもいます。 ただし、「満たされたらこんなことが出来るようになります」という意味ではないですからね。 なにかを獲得させるための手段としてこの「満たす」という行為があるわけではないということを理解してください。 「出来ること」を望んでやったところでそれは親のエゴであって、ほんとの意味で「満たす」ことではないような気がします。 今回から読み始めた方や、なにを言っているのかいまいちわからないという方は『過保護と過干渉』その1から読んでいってみてください。 また、こういった姿が見られないからといって、それが即「満たされていない」ということにもなりませんから、そのことで心配になってしまう必要もない

    『満たされた子供』 その4  -満たされている姿-
  • 『満たされた子供』 その3  -マイナスのもの-

    2024-06 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » 今回は「マイナスのもの」についてです。 以前でてきたときには詳しく書けませんでしたが、ここで「マイナス」といっているのは「デメリット」という意味ではなくて、人が自分にとってマイナスになることを受け入れられる「心の余裕」とでもいうようなもののことなんです。 ちょっとわかりにくいので、例をとって説明すると。 子供がそれぞれ持っている「入れ物」をクッキーの缶だとします。 親や身近な大人が、大切に思ったり優しくしてもらったりすることでその缶にクッキーをちょっとずつ入れてもらっているとします。 缶一杯になったらそれが満たされた状態ですね。 (今回ものすごく長くなってしまいました。途中で分ければいいのだけどもう深夜でその気力もありません~。ごめんなさい。) では、だれかお友達

    『満たされた子供』 その3  -マイナスのもの-
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