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ブックマーク / mediasabor.jp (13)

  • 無料電話の進化形「Google Voice」は通信市場を破壊するのか? | MediaSabor メディアサボール

    (記事要約) グーグルが先日、新たな通信サービス「グーグル・ボイス」を発表した。これは同社が2年ほど前に買収したグランド・セントラル社のボイスメール(留守電)管理サービスを大幅にアップグレードしたもので、数週間後にはグランド・セントラルのユーザーだけでなく、一般の人々も使えるようになるという。 グーグル・ボイスには、米国内の無料通話、激安国際通話サービスも含まれており、3月12日付のニューヨークタイムズでは「成功すれば、グーグル・ボイスは、スカイプや既存電話会社など、小規模、大規模を問わずテレコム会社から収入を奪うことになるかもしれない」と評している。 (グーグルの無料電話管理サービスが脅威に ニューヨークタイムズ 3月12日付け) http://www.nytimes.com/2009/03/12/technology/internet/12google.html?ref=technol

    ushiwatat
    ushiwatat 2009/03/28
    |グーグル・ボイスでは、ユーザー毎に設定された電話番号に電話がかかると、その番号を経由して、自宅の電話、勤務先の電話、携帯電話が一斉に鳴る|
  • 日本の安全保障に初めて関与したメルケル首相、72年後に新たな日独軍事連携を形成へ | MediaSabor メディアサボール

    ドイツ初の女性首相にアンガラ・メルケルCDU(キリスト教民主同盟)党首が2005年11月に就任してまもなく3年経つ。現代世界を席巻する新自由主義(ネオリベ)思潮の元祖として一世を風靡し、「鉄の女」との異名で歴史に名を残すマーガレット・サッチャー元英首相ほど強烈なイメージはまだないが、東独出身でありながら今や西独の保守流に確固たる地位を占めるに至った。 メルケル独政権は欧州連合(EU)を牽引しつつ、日と同様、ブッシュ米政権が進めるグローバルな「テロとの戦い」に積極参加している。特筆すべきは、歴代独首相として対中国政策に絡め、初めて日の安全保障問題に関与していることである。 ▼関与は対米協調の一環 ドイツ民主共和国(旧東独)の名門ライプチッヒ大学で理論物理学を研究し、博士号を取得した科学者だったメルケル氏は1989年末のベルリンの壁崩壊を機に政治家へと転身した。1990年の東西ドイツ統一

  • 北京五輪の採火式典を妨害した「国境なき記者団」の偽善性を考察する | MediaSabor メディアサボール

    チベットでの暴動鎮圧に対する抗議を受けて、北京五輪の聖火リレーが世界各地で妨害されている。なかでも、国際NGO「国境なき記者団」はギリシャでの採火式典で抗議活動を行って話題になった。しかし常識的に考えて、ジャーナリスト集団である以上、来はメディアを通じて活動をすべきである。この団体はなぜ実力行使に出たのか。資金援助をしている支持団体を調べてみると、国際情勢を巡る政治的な思惑が見え隠れする。 ▼建前上はジャーナリストの保護だが 国境なき記者団は1985年にパリで、フランスの元ラジオ局記者ロベール・メナールによって設立された国際NGO(非政府組織)である。フランス語ではRapporteurs Sans Frontières(RSF)、英語ではReporters Without Borders(RWB)と呼ばれる。 この団体は世界各地で迫害されているジャーナリストの救出、各国のメディア規制に対

  • 書籍大国ドイツの出版業界、その流通・経営・制度・人材育成の特徴 | MediaSabor メディアサボール

    3月13日から16日まで開催されたライプチヒ書籍見市は、昨年を上回る入場客(129,000人、2007年は127,000人)を迎え、今年もまた大成功を収め幕を閉じた。世界39カ国から集まった2,345のスタンドでは、連日イベントや作家を交えての朗読会が催され、見市訪問客の90%が来年も参加したいという。 ドイツの書籍・出版業界にはどんな特徴や成功の秘訣があるのか。業界の現状、価格拘束の保障、返品率、流通の特徴などに焦点をあてて探ってみた。 ◆出版業界の現状 インターネットやテレビの普及にもかかわらず、読書ドイツ人の生活に定着している。2007年は、書籍とオーディオブック総計で、総売上高が前年比3,9%の成長をみせた。2006年の総売上高は、93億ユーロ(1兆4415億円・1ユーロ=155円 )にまで成長した。 特に、インターネット通販分野の伸びは、前年比11%増加で7億300万ユーロ

    ushiwatat
    ushiwatat 2008/04/06
    買切、配本の迅速さ、返品率の低さ、また書店員育成のためのシステムなど。|書店員の育成は、ドイツ図書流通連盟の運営する職業学校と専門学校をはじめとして、各州至る所にある州立の学校が担当|
  • 拡大する英語圏のブログビジネス動向:その人気ジャンルと広告などの収益 | MediaSabor メディアサボール

    普段あまり目にしない英語圏のブログ。個人ブロガーから企業ブログまで裾野が広く、ブログ総数は1億件を超えるといわれる。市場が大きいため、人気ブログのなかには広告収入で千万単位の月収を上げるところも。専業の広告代理業も成り立つ環境にある。 ◆英語圏で人気のブログは 米国を中心とした英語圏のブログメディアは日を追うごとに増えている。ブログ検索エンジンのテクノラティによると、現在の検索対象数は1億1280万ブログ。毎日17万5000件の新規ブログが誕生し、一日の更新数は160万件に上る。一秒あたり約18件の記事更新が行われている計算になるという。 この膨大なブログ数の中から定期的に人気ランキングをまとめているのが、リサーチ会社のeBizMBAだ。ブログランキングというと、サイトの更新情報を公開するのに使われるRSSフィードを追跡したものが思い浮かぶ。しかし、eBizMBAでは複数の情報源を組み合わ

  • イタリアに「2ちゃんねる」がないワケ | MediaSabor メディアサボール

    3月1日、コバルト60という放射性物質の混入した鋼材が中国から輸入されていたことが明るみに出、警察が輸入ステンレス鋼材30トンを押収した。 イタリア国内では大問題になるのかと思いきや、期待したほどメディアは取り上げていない。大手メディアが取り上げなくても、ネット上では問題提起がされ、議論されているのだろう、と思い検索してみたが、そう活発でもない様子。検索しながら思い当たったのは、そういえばここには巨大掲示板というものがないのだ、ということだった。 「フォーラム」と呼ばれる、いわゆる掲示板は確かにあるのだが、どれもテーマごとに特化されたものだ。アニメ専用だったり、音楽専用だったり。それらが、すべて別個のものとして存在しているだけで、「2ちゃんねる」のような、どんなテーマをも網羅するような巨大掲示板は、ない。 欲しい商品を探しに、東急ハンズにとりあえず行き、建物の入口で該当するフロアを見つけて

  • ヒラリーがネットで切実な寄付金願い「3日で300万ドル必要」(2008 米大統領選) | MediaSabor メディアサボール

    (要約) ─2008/2/6/ヒラリー・クリントン大統領選キャンペーン・サイトhirallyclinton.comが登録者に発信したヒラリー・クリントン名義のEメールより─ 昨夜(予備選が集中したスーパーチューズデー)大きな州で勝利し多数の票を獲得、全体の代議員数獲得競争において優位に立ちました。しかし選挙戦はまだまだ終わりません。 息をつく暇はありません。3日後の予備選を含め2月だけでもあと10件の選挙戦が控えています。 今まであなたにこれ以上のお願いをしたことはありません。3日で300万ドル、どうしても必要なのです。 (解説) ヒラリー・クリントン上院議員の大統領選キャンペーン・サイトに登録すると、節目節目でメールが届く。民主党員、あるいは有権者かどうかは関係ない。EメールとZIPコード(郵便番号)さえ記入すれば、誰でも登録できる。 受信箱には「ヒラリー」時には「ビル・クリントン」の名

  • 生徒による教師評価サイト:Spickmich(スピックミッヒ)が訴訟沙汰で知名度急上昇 | MediaSabor メディアサボール

    ドイツの生徒達が担当教師を採点評価し、その内容を誰でも閲覧できるサイト、http://www.spickmich.de(スピックミッヒ:カンニングやのぞき見の意)が教師や生徒の間で話題になっている。賛辞だけではなく多くの批判が書き込まれており、自分の子供から聞く教師の情報だけでなく、他の生徒達の意見もわかるとあって親達にも評判がいい。教師達は、よりよい授業内容にしていきたいと意気込む賛成派や、評価の悪さに憤慨する反対派など反応も実に様々である。 スピックミッヒは、2007年1月大学生3人が立ち上げたサイト。開設者の1人ケラーさんによると、スピックミッヒは、大学生が教授たちを評価するサイト、http://www.meinprof.de(私の教授)から思いついたアイデアとのこと。評価書き込みの中心は10歳から19歳までの生徒達で、サイト内の評価閲覧は登録すると誰でも可能だ。 教師の評価項目は、

  • 卒業旅行は年々増えている!?   | MediaSabor メディアサボール

    卒業旅行の季節である。旅行会社の店舗には、学生向けの格安ツアーパンフレットが並んでいる。 この時期に合わせてJTBは、Webアンケートで「卒業旅行」について調査した。 それによると、卒業旅行に行ったことが「ある」が63%で、「ない」が37%。年代別でみると、10―20歳代は80%以上、30歳代は70%、40歳代は60%と、年々卒業旅行に行く人は増えているようだ。男女別では、男性は58%、女性は70%が卒業旅行に行っており、女性のほうが男性よりも多い。 そもそも、卒業旅行とは、いつごろから定着したのだろうか。同調査では50歳代、40歳代の女性が「私が学生のころには卒業旅行なんて言葉はなかった!」と発言しているが、38歳の私が大学に籍を置いていたころ(1991年)には確かに、そのようなものがあった。ちょうど狂騒的なバブル崩壊前夜のころで、やはり狂騒的だった学生たちは、パリだ!ローマだ!!バルセ

    ushiwatat
    ushiwatat 2008/02/11
    修学旅行や卒業旅行の起源が気になる。|さまざまな人に聞き取り調査をしたところ、どうやら1980年代ごろから定着し始めたようだ。旅行会社もそれに合わせて「卒業記念旅行」といった商品を展開し始める。|
  • 「メディアリテラシー」を云々する前に「メディアリテラシー」をどうにかしてくれと思う話 | MediaSabor メディアサボール

    「メディアリテラシー」が重要である、というのはいまさら繰り返すまでもないほど当たり前の話だ。メディア発のさまざまな情報が氾濫する今の世の中において、その意味や背景を的確に理解し、適切に活用していく能力は、現代人として必須の能力といえよう。教育の果たすべき役割は大きいが、現状は問題も山積しており、課題は多い… …などというよくある話ならわざわざ繰り返さない。ちょっと待て、と思う。「メディアリテラシー」にはもう1つあるのではないか、という気がしたので、そちらについて書いてみたい。 「メディアリテラシー」ということばが一般的にどういうものを意味しているかについては、しかるべき資料にあたっていただきたい。ちなみにWikipediaでは「情報メディアを批判的に読み解いて、必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力」と定義していて、これがベストかどうか評価する能力はないが、短いことばでなかな

    ushiwatat
    ushiwatat 2008/02/09
    |少なくとも自分たちが出している情報に偏りがあること、自分たちが意図を込めていることに対して、もう少し自覚的であるべきではなかろうか。それが発信者としてのメディアリテラシーというものではなかろうか。|
  • 「感性経済」が市場を動かす | MediaSabor メディアサボール

    アート、デザイン、センス、クリエイティブ、アイデア。このような言葉が経営ワードとして語られる時代が来ている。 物の時代が終わり、顧客は市場に「感性価値充足」を求めているからだ。「センスの良いものに囲まれて暮らしたい」「美しいものに触れたい」「心を打つ体験がしたい」「サプライズが欲しい」「教養を深めたい」「今まで無かったものに出会いたい」「感動したい」「心を豊かにするモノやコト、サービスはないだろうか」「家族や大切な人と素敵な体験を共有したい」。物の経済から、感性の経済へ、このような顧客の心理的要望が一斉に集中し、市場を膨張させつつある。 そして昨今、このことを実証する事例が次々と現れてきているのだ。以下の3つの事例を紹介する。 昨年1月に開館した国立新美術館の入場者数が300万人を突破した。同館広報担当者によると「モネやフェルメールなど、話題性の高い大型展が入場者を牽引した」という。「大回

  • 音楽雑誌編集者(アナログ派)がiPod音質向上に初挑戦 | MediaSabor メディアサボール

    やっとiPodを購入した。ここ数年、自分の中でアナログへの志向が強まっていたこともあって何となく敬遠してはいたものの、「そろそろ手に入れた方がいいよな」「でも、mp3だし、CDプレイヤーで聞くより音は落ちるだろうしなぁ」「それに慣れちゃっていいのか?」「でも、実際に使ってみないと、今どきの音楽ファンの気持ちはわからないんじゃなかろうか?」……などと、いろいろ葛藤はあった。 しかし、昨年暮れにやっと決断し、購入するに至った。今さらiPod入門でもなかろうと思うが、まだまだ年配層に多く存在すると思われるアナログ派(?)の躊躇オヤジの代表として、自分の経験を敢えて書いてみることにした。 今回、iPod購入を最終的に決断するに至った背景として、電車の中でポータブルCDプレイヤーを取り出してCDを取り替えたりする際に浴びる周囲からの視線がかなり気になってきたこともあるのだが、iPodやいくつかのデジ

  • ビデオジャーナリストの未来─ブロードバンド時代に輝く存在たりえるか | MediaSabor メディアサボール

    紙媒体のジャーナリズムと異なり、ドキュメンタリーの制作には莫大な制作費と大勢のスタッフが必要とされる。ベータカムを使用した従来型の番組では、どんなに低予算でも数千万円の制作費は必要、というのが15年ほど前までの常識だった。 その後、デジタル技術の急速な普及により状況は一変した。放送用に近い高画質が数十万円のカメラで撮影でき、PCの進化により、レンタル料一時間数万円のプロ用編集室と同等の事が、デスクトップコンピュータで可能になった。 こうした流れは多くの映像作家に希望を抱かせた。コストや人的な問題に縛られず、自由度の高い製作が可能になる。まさに革命と言っていい出来事だった。ビデオジャーナリズムに対する期待が一気に高まり、東京メトロポリタンテレビジョン(MXTV)など、ビデオジャーナリストを主体とした制作体制を整えた局も登場した。 しかし実際のところ、その後の10年でビデオジャーナリズムが日

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