城の平面図 アンドリア市街から南へ約20km、サンタ・マリア・デル・モンテの集落の近くに位置する。付近一帯はアルタムルジャ国立公園(Parco Nazionale dell'Alta Murgia)として指定されている。 建造者であるフリードリヒ2世のイスラム教への理解を示すかのごとく、築城の位置は当時のキリスト教の拠点であるシャルトルとイスラムの中心メッカとの2点を結ぶ直線上の地点に立地している。(Google Map) 丘の上にぽつんと立つ美しい城で、フリードリヒ2世の数学へ造詣を表す黄金比を用いた八角形を象徴的に取り入れており、全体が八角形の平面で構成され、中央に八角形の中庭を内包し、8つのコーナーにはそれぞれ八角形の小塔がそびえる[1]。小塔の中心にはそれぞれ螺旋階段がある[2]。 イタリアのユネスコ・世界遺産(文化遺産)の一つになっていて、1ユーロセント硬貨の裏面にもなっている。