堺市堺区の住宅で、男児(5)がドラム式洗濯機に閉じ込められて死亡した事故で、洗濯機には子どもの誤進入を防ぐ「チャイルドロック機能」があったが、当時は使用されていなかったことが大阪府警堺署への取材でわかった。 同署によると、男児は27日午後3時頃、洗濯機の中でぐったりしているのを父親に発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。窒息死とみられる。 チャイルドロック機能は外から蓋が開けられないようにするものだが、父親は同署に「使っていなかった」と説明しているという。洗濯機の蓋は床から約40センチの側面にあり、男児は身長約1メートル20だった。 当時、母親は外出中で、父親は「息子と昼寝していたが、目を覚ますと姿がなかった」と話している。