総合格闘技団体「RIZIN」の運営会社の榊原信行代表から現金500万円を脅し取った疑いで男2人が警視庁に逮捕されました。 職業不詳の峯岸一容疑者(59)と有限会社「中央政界社」の役員鈴木翔太容疑者(34)は去年1月末から2月上旬にかけて総合格闘技団体「RIZIN」の運営会社の榊原信行代表から現金500万円を脅し取った恐喝の疑いがもたれています。 連行される峯岸一容疑者(59)（16日午前 向島署） この記事の画像（12枚） 逮捕された鈴木翔太容疑者(34)（16日午後　向島署） 警視庁によりますと、峯岸容疑者は鈴木容疑者に指示し、「世の中に出たらまずい音声データがある。それらの内容を報道機関へ拡散するように依頼された」などと榊原代表を脅し、現金を払わせていたということです。 一方、峯岸容疑者は、去年8月に配信した自身のYouTubeのチャンネルで「反社会勢力と榊原代表との関係を示す音声デー

格闘技イベント「RIZIN（ライジン）」の運営会社「ドリームファクトリーワールドワイド」（東京都港区）の榊原信行代表（59）から現金500万円を脅し取ったとして、警視庁は16日、会社役員の鈴木翔太容疑者（34）=東京都渋谷区=と職業不詳の峯岸一容疑者（59）=杉並区=を恐喝容疑で逮捕し、発表した。いずれも容疑を否認しているという。 暴力団対策課によると、2人は共謀して昨年1～2月、ドリーム社の事務所などで、複数回にわたって榊原代表に対し「世の中に出たらまずい音声データがある。報道機関へ拡散するように依頼を受けている」「500万円払ってくれたらRIZINをサポートする」などと告げ、現金500万円を脅し取った疑いがある。 音声データは実際に存在しており、RIZINの運営をサポートする協力者が暴力団と関係しているのではないかと榊原代表が知人から問いただされる内容だったという。 榊原代表が昨春に警

1998年、特定非営利活動促進法の施行に合わせて誕生したNPO法人。全国で5万を超す団体が社会課題の解決に取り組んでいますが、四半世紀が過ぎ、制度のひずみや課題が浮き彫りになりつつあります。低賃金を理由に志半ばで「寿退社」した男性、やりがい搾取に悩む事務局長、「善意」の看板の裏に潜んでいた悪意――。曲がり角を迎えたNPO法人に迫る「ルポ迫真・NPO25年『善意』の限界」まとめ読みです。NPO常勤でも年収200万円　日本は「社会貢献」途上国