中国沿海部・山東省の化学工場で22日夜、大きな爆発と火災が起きて、消防などが消火活動を行っています。 中国のメディアによりますと、山東省にある化学工場で日本時間の22日夜10時ごろ大きな爆発と火災があり、十数台の消防車が消火活動にあたっているということです。この爆発で近くの住宅の窓ガラスが割れたということですが、けが人がいるかどうかは分かっていません。
中国の天津で起きた大規模な爆発で、天津市の当局は現場の倉庫に保管されていた毒物のシアン化ナトリウムがおよそ700トンに上ることを明らかにし、大惨事の背景には危険物が認められた量を大きく超えるなど、ずさんな管理があったのではないかという見方が広がっています。 天津市が17日行った記者会見によりますと、死亡が確認された人は114人に増え、このうち60人の身元が、まだ分かっていません。また、消防隊員64人、警察官6人の合わせて70人と今も連絡が取れないということです。 このほか、天津市は現場の倉庫で保管されていた毒物のシアン化ナトリウムは、およそ700トンに上ることや、現場周辺の水たまりなどからシアン化合物が検出されたことを明らかにしました。シアン化ナトリウムは水に溶けやすく、酸と反応すると有毒で引火しやすい青酸ガスが発生する性質を持っています。 中国のメディアは700トンという量は認められた量
中国の天津で起きた大規模な爆発について地元政府は今も連絡が取れない人は95人に上り、このうち85人が消火のために現場に駆けつけた消防隊員だと明らかにしました。 一方、今も連絡が取れない人は95人に上り、このうち85人が消防隊員だということで、火災発生の通報を受けて現場に駆けつけた多くの消防隊員が爆発に巻き込まれたことが分かりました。ただ、天津市政府などは連絡が取れない95人の中には、すでに死亡が確認された人が含まれている可能性があるとしています。 また、爆発は水に反応する化学物質に放水したためだという見方が強まっていますが、16日も原因についての言及はありませんでした。 このほか、爆発現場の付近には猛毒ガスが発生するシアン化ナトリウム数百トンが保管されていたことも明らかにしました。現場周辺には16日も防護服を着た軍の部隊などが入って原因の調査や行方不明者の捜索を続けていて、爆発で被害を受け
8日午前10時5分ごろ、福井県坂井市坂井町上新庄のJR北陸線で、線路内にいた子ども1人と大人1人が、名古屋発金沢行きの特急しらさぎ1号(9両編成、乗客約350人)にはねられて死亡した。坂井署が事故原因などを調べている。 署によると、死亡したのは、近くに住む小学1年の塚田崚太(りょうた)さん(6)と、祖父で同県勝山市荒土町堀名中清水の西浦英俊さん(66)。運転士の説明では、線路内でしゃがみこむ子どもに気付いて急ブレーキをかけた直後、西側から大人が入って来て子どもに覆いかぶさるようにしたという。助けに入ったとみられる。線路の東側は住宅地で柵があるが、水田が広がる西側には設けられていなかった。 現場は丸岡駅近くの踏切から南に約100メートル付近。塚田さんの自宅は現場の東約200メートルにあり、西浦さんはこの日朝、仕事で外出する両親に代わって面倒を見るために塚田さん宅を訪れていた。 JR西日本は福
4日夜、横浜市内のJR京浜東北線で架線が切れ、首都圏のJRで運転見合わせが相次いだトラブルで、JRが原因を調べたところ架線と車両のパンタグラフの間でショートが起こり、その熱で架線が切れた可能性があることが分かりました。 5日朝も京浜東北線と横浜線の一部の区間で始発から運転を見合わせましたが、午前5時半すぎまでに復旧作業が終わり、現在はいずれも平常どおり運転しています。 現場付近は2本の架線が重なるつなぎ目の区間で、JR東日本が調べたところ、架線と車両のパンタグラフの間でショートが起こり、その熱で架線が溶けて切れた可能性があることが分かりました。 架線のつなぎ目の区間では2本の架線の電圧が異なることがあり、その区間で電車が発進するなどして強い電流が流れると、ショートを起こす場合があるということです。 JR東日本は運転士や車掌から聞き取りを行い、当時の運行状況などについて詳しく調べています。
生後4カ月の男児を独自の施術で死なせたとされる事件で、大阪地裁は4日、業務上過失致死の罪に問われた元NPO法人理事長、姫川尚美被告(57)=新潟県上越市=に禁錮1年執行猶予3年(求刑禁錮1年)の判決を言い渡した。柴山智裁判長は「被告人は危険性を容易に認識できる立場で注意義務違反は大きいが、反省している」と述べた。 判決によると、姫川被告は昨年6月2日、大阪市淀川区のNPO法人「子育て支援ひろばキッズスタディオン」=解散=の事務所で、男児をうつぶせにして首をもみ、胸や腹を圧迫して低酸素脳症による多臓器不全で6日後に死なせた。 判決は、被告が一昨年2月にも新潟県で1歳10カ月の男児が死亡する事故を経験していたにもかかわらず、危険性を十分に検証しなかったと指摘。一方で「危険性の程度が特に高いとは言えない」とも述べ、反省も考慮して刑を猶予した。 新潟の事故は不起訴処分(嫌疑不十分)とされたが、新潟
2日、千葉市の幕張メッセでゲームのイベントに参加するため屋外で並んでいた人たちが相次いで熱中症の症状を訴え、このうち11人が病院に搬送されました。いずれも症状は軽いということです。 その後、午前9時半ごろから気分の悪さなどを訴える人が相次ぎ、会場に設置された救護室では、少なくとも83人が手当てを受けたということです。 会場には通報を受けた消防が出動し、このうち8歳から67歳までの男女、11人を病院に搬送しました。消防によりますと、いずれも症状は軽いということです。 会場では昼前には入場が制限されましたが、特典がもらえることから、その後も大勢の人が並んでいたということです。 会場にいた人たちは「入場までに2時間以上待ち、疲れました」とか「特典をもらうために4時間ほど待ちました。日傘と水分補給でなんとかしのぎましたが、大変でした」などと話していました。 これについてイベントを主催した「ミクシィ
小型機の墜落事故を受けて、調布市の長友貴樹市長は事故の原因究明の徹底と、定期便以外の自家用機の飛行の自粛を求めていく方針を明らかにしました。 そのうえで、今回の事故を受けて「離島へのアクセスという意味で公共性のある点もあると思うが、自家用機の使用の削減はこれまでも強く要請してきたので、事故が起きたのは本当に残念だ」と述べました。 そのうえで、これまでも協調して安全対策の徹底を話し合ってきた周辺の府中市や三鷹市とも連携し、東京都に対して事故原因の究明や再発防止策の徹底、それに定期便以外の自家用機の飛行の自粛を、強く求めていく方針を明らかにしました。
君津市高水のJR久留里線上総亀山―上総松丘駅間で11日午後7時25分ごろ、上総亀山発木更津行き上り列車(2両編成)が、線路を横切った鹿1頭をはね、停車した。乗客はおらず、けが人はいなかった。 JR千葉支社によると、鹿は即死。乗務員が死骸を撤去し、車両を点検したが異常がなかったため、約18分後に運転を再開した。上下2本が運休、乗客2人に影響した。
今月、東京都内の住宅で、7歳の男の子が、横向きにドアが取り付けられたドラム式の洗濯乾燥機の中に閉じ込められ、死亡していたことが分かりました。洗濯乾燥機はドアが閉まると内側からは開けられない構造で、警視庁は、男の子が誤って中に入ってしまい、呼吸ができなくなって死亡したとみて調べています。 警視庁によりますと、亡くなったのは宝井蓮音くん(7)で、母親が前日の午後11時すぎに寝かせましたが、およそ2時間後、ベッドに姿がなかったことから、家の中を探したところ、横向きにドアが取り付けられたドラム式の洗濯乾燥機の中でぐったりしていたということです。 警視庁は、蓮音くんが誤って洗濯乾燥機の中に入ってしまい、呼吸ができなくなって死亡したとみて当時の状況を調べています。 製造した大手電機メーカーによりますと、ドラム式の洗濯乾燥機はドアが閉まると内側からは開けられない構造で、安全対策として、子どもが中に入らな
北海道砂川市の交差点で家族4人が死亡した事故で、ひき逃げの疑いで逮捕された男は警察の調べに対し、乗用車と軽ワゴン車の衝突事故に自分の車も絡んだことを認め「任意保険に入っていなかったので現場から走り去った」と供述していることが分かり、警察は詳しい状況を調べています。 男は「人をひいた認識はない」とひき逃げの容疑は否認しているということです。 警察は事故の前から乗用車と一緒に走行していた上砂川町に住む解体作業員、古味竜一容疑者(26)が軽ワゴン車の外に投げ出された長男の昇太さん(16)を車で引きずって走り去ったとしてひき逃げの疑いで逮捕しました。 これまでの調べで古味容疑者が運転していた車は右側のドアの部分が大きくへこむなど衝突したような痕があり「何かにぶつかった」などと供述して、乗用車が軽ワゴン車と衝突した事故に自分の車も絡んだことを認めているということです。そのうえで「任意保険に入っていな
歩き始めた子どもを事故から守るため、リード(ひも)を使う親が増えています。そばに引き留めておける安心感から重宝される一方、「まるで犬みたい」と、とがめる声もあります。実際に使った親たちに話を聞きました。 「お買い物行くよー」 東京都世田谷区の37歳の女性は、リュックサックを背負った2歳の次男とスーパーへ歩いて出かけた。 次男の背丈は母親の腰の高さほど。リュックの上にリードがつながり、その端の持ち手を女性が握っていた。ベビーカーに乗せない時は使うことが多いという。リードの長さは調整可能で、約85センチにしている。「このくらいだと突然走り出してもすぐ止められる」。リュックの肩ひもはクッション素材で、リードを引いても痛くなさそうだ。 使い始めたきっかけは、別の親子連れが事故に遭いそうになるのを目撃したこと。母親がベビーカーの赤ちゃんをあやすすきに、上の子が母親の手を振り払って車道に飛び出した。叫
運動会で行われる組み体操の事故が相次ぐなか、子どもたちが円形になって積み上がる「タワー」という技で重大な事故が最も多く起きていることがわかりました。 専門家は「1つ間違えば命に関わるので、事故の事例にしっかり目を向けていくことが大事だ」と話しています。 名古屋大学教育学部の内田良准教授は、日本スポーツ振興センターの資料をもとに、組み体操による事故を調べていて、平成25年度までの31年間に障害が残った事故の件数は88件にのぼることが分っています。 内田准教授が事故の内容を詳しく調べたところ、子どもたちが円形になって、3段以上に積み上がるタワーでの事故が最も多く26件で、次に多かったピラミッドの事故の2倍以上にのぼることが明らかになりました。 タワーは円形になって積み上がったうえで下の段から順番に立ち上がっていく大技で、事故の多くは、途中で崩れて、上の段の子どもが転落したり、下の段の子どもが下
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