Research indicates that carbon dioxide removal plans will not be enough to meet Paris treaty goals
大阪・中津商店街の書店・ギャラリー「シカク」(大阪市北区中津3)で現在、漫画「酒のほそ道」の作者・ラズウェル細木さんの原画展が開催されている。 「酒のほそ道」のカラー原画 飲兵衛漫画家やジャズ愛好家として知られるラズウェル細木さんは1956(昭和31)年、山形県米沢市生まれ。1983(昭和58)年に漫画家としてデビューし、2012年に第16回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。 代表作の「酒のほそ道」は、酒好きのバイブルともいわれるグルメ漫画。主人公のサラリーマン・岩間宗達(そうたつ)を通じて酒やつまみを紹介、飲み屋の一風景を描く。1994年に始まった同作は現在も「週刊漫画ゴラク」で連載中。単行本は40巻を数える。 会場では、「酒のほそ道」のほか、「う」「美味い話にゃ肴あり」「魚心あれば食べ心」などの作品から、作者が選んだ原画約24点を展示する。ラズウェル細木さんが原画展を開くのは初めて。唯一
国立新美術館(東京都港区)は3月8日(水)から6月5日(月)まで「ミュシャ展」を開催します。アール・ヌーヴォーを代表する芸術家であるアルフォンス・ミュシャが、晩年の17年間を捧げた超大作「スラヴ叙事詩」全20点を、チェコ国外で初めて展示。同時に、ミュシャが同作を描くまでの足跡を約100点の作品でたどります。 ▽ ミュシャ展 1860年にオーストリア領モラヴィア(現チェコ)で生まれたミュシャは、34歳の時に手掛けた舞台「ジスモンダ」のポスターで一躍注目を集め、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家の一人として知られるようになりました。女性や植物などのモチーフを美しい曲線で描いた独自の作風で、今なお多くの人々を魅了し続けています。 ミュシャは華やかなポスターや装飾パネルのデザインを手掛ける一方で、故郷・チェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティーをテーマにした作品を描き続けました。同展
初めて妻とその行為を行ったのは、いまからちょうど10年前の今頃の季節だった。 当時は東京と神戸との間での遠距離恋愛だった。お互いに学生でお金もなく、年に数回程度の会える日を楽しみに、毎日のようにアルバイトに勤しみ旅費を貯めた。片道5,000円の夜行バスに乗り、夜は一泊1,000円ちょっとのネットカフェで過ごしていたが、そんなものは全然苦にはならかった。 ただ切り詰めても資金には限りがあり、一度の旅で会えるのは数日間しかなかった。電話やメールは毎日のようにしていたけれど、この機会を逃せば手を握ったり髪を撫ぜたり出来るのは、何ヶ月も先になってしまう。ひとつでも恋人らしい行為をしてみたかったのだと思う。妻に申し出たとき、何もこんなところで、と困惑されたが、遠くから来てくれたのだし仕方ないかと思われたのか、根負けしたのか、不承不承ながらも体を許してくれた。 まだ肌寒さの残る公園のベンチで、私は明ら
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