「主文。被告らは原告に対し、連帯して金1500万円及び、これに対する平成16年2月1日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え」 1月12日、東京地裁で、とある民事訴訟の判決が下された。被告は「ニューロッタリーサービス」なる宝くじ販売会社のほか、民主党・小宮山泰子衆院議員(46)とその実兄・徹氏および実母。小宮山議員といえば、埼玉7区から09年の政権交代選挙で3期目の当選を果たしたいわゆる「小沢ガールズ」だ。現職の国会議員が被告人として裁かれるとは、穏やかな話ではない。 発端は03年12月、小宮山議員の実兄が役員を務めるニューロッタリーサービスに対し、原告A氏が1500万円を貸し付けたことだった。貸借の場には小宮山議員も同席し、 「彼女は『私が保証するんですから大丈夫ですよ』と、必ず返済する約束をし、借用書には連帯保証人として署名、実印も押しました。小宮山氏の父親(故・重四郎氏)は