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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (29)

  • なぜ私は救急患者の受け入れを拒否したのか 北海道・夕張の村上医師が救急対応の報道に反論 | JBpress (ジェイビープレス)

    6月2日、北海道・夕張の病院で起きたある出来事が全国に報道された。 5月に、夕張市内の男性が首つり自殺を図って心肺停止状態となった。その男性を北海道夕張市立診療所(夕張医療センター)に救急搬送しようとしたところ、理事長の村上智彦医師が受け入れを拒否し、男性患者が死亡した、というのだ。 報道によれば、同センターは2009年秋にも心肺停止状態の自殺者の受け入れを断ったことがあり、夕張市の藤倉肇市長が今回の事態に対して「誠に遺憾」と発言したという。 報道は、センターが救急搬送を断ったことを糾弾する論調である。 しかし、そうした報道から見えてこないことは、あまりにも多い。 村上智彦医師は財政破綻した夕張に単身で飛び込み、地域医療の維持と再生のために、まさに孤軍奮闘している人物である。 そんな村上医師がなぜ救急患者の搬送受け入れを断ったのか。そもそもセンターは当に救急搬送を受け入れるべきだったのだ

    なぜ私は救急患者の受け入れを拒否したのか 北海道・夕張の村上医師が救急対応の報道に反論 | JBpress (ジェイビープレス)
  • ギリシャ救済は序章に過ぎない  JBpress(日本ビジネスプレス)

    事態が切迫した時には苦肉の策が取られる。ユーロ圏は問題を数カ月も先送りした末に、ギリシャを支援する巨額のパッケージをまとめた。ドイツの要請で国際通貨基金(IMF)を呼び込んだことで、ユーロ圏は追加的な資源とより良い救済プログラムを得た。 だが、救済策はうまくいくのか? 残念ながら、筆者は非常に大きな疑念を抱いている。 さて、救済プログラムはどんな内容なのか。大枠を述べておくと、これは1100億ユーロの救済パッケージだ(ギリシャの債務残高の3分の1を多少上回る額に相当)。このうち300億ユーロをIMFが拠出(通常認められる額を大幅に上回る)、残りをユーロ圏が拠出する。これだけあれば、必要とあらば、2年以上にわたってギリシャを市場から切り離しておける。 支援と引き換えに、ギリシャは既に取った対策に加え、今後3年間でGDP(国内総生産)比11%相当の財政再建を約束した。2009年にGDP比13.

  • タイガーよりも全米をがっかりさせた男 大統領になりかけた政治家が一気に転落 | JBpress (ジェイビープレス)

    おそらくエドワーズにとっては、軽い気持ちで始めた浮気だったのだろう。しかし、大統領予備選挙の運動中に耽溺した不倫には、取り返しのつかない結末が待っていた。 2010年1月、エドワーズのと側近が相次いで証言したことで、スキャンダルの詳細が次々に明らかになった。その証言は、彼の偽善をこれでもかというほど露呈するものであり、今後二度と公の職に就けないばかりか、この先ずっと人目をはばかって生きていかなければならないような状況に追い込んだ。 全米の耳目を釘づけにした大スキャンダルの詳細を紹介しよう。 きっかけは大統領予備選に向けたPRビデオ 2004年に民主党の副大統領候補だったエドワーズは、2006年に入ると間もなく大統領予備選挙の準備に入った。そしてその頃、不倫相手となるリエル・ハンター(45)とニューヨークのバーで出会う。 ハンターはその場で、映像を使った新しい宣伝方法をエドワーズに提案する

    タイガーよりも全米をがっかりさせた男 大統領になりかけた政治家が一気に転落 | JBpress (ジェイビープレス)
    vitamincba
    vitamincba 2010/02/10
    「しかしこうしたトレンドは、これまでの単純な愛人スキャンダルとはどうも様相が異なる。見る者、聞く者を脱力させてしまうようなやるせなさと情けなさ、さらには後味の悪さまで加わる」
  • 中国との関係見直しを迫られる西側諸国 頭をもたげる中華思想にどう対処するのか JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年1月16/17日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 秋になろうとする頃にセミがいよいよ盛大に鳴くように、終わりが近いと感じた中国のインターネットユーザーは、ある人が「Google.cn の最後の狂乱の日々」と呼んだ動きに飛びついている。1月半ば、米国のハイテク界の巨人グーグルが初めて中国人に検閲なしの検索結果を提供し始めたことを受け、迫り来る締め付けを前に大勢の中国人が好奇心を満たしているのだ。 「ありとあらゆるおかしな検索をして、仕事にならないくらいですよ」とある人は言う。「天安門広場(の事件)も検索したし、国の指導者たちの恋愛沙汰も検索した。指導者の子供たちの腐敗についても検索した。全部やりましたよ」 グーグル騒動で天安門事件を思わせるムード 別のインターネットユーザーは、今回の不正な検閲中止を巡る騒動は、まさに1989年に人民解放軍が民衆のデモを武力で鎮圧する寸前の天安門

  • 「ひ弱さ」共通する鳩山首相と盧前大統領 対米関係めぐる日韓「相似説」 | JBpress (ジェイビープレス)

    沖縄県の米軍普天間飛行場の移設をめぐり、日米同盟関係が揺らぎ始めている。「対等な日米関係」を掲げる首相・鳩山由紀夫の姿勢が「米国離れ」と見られ、米側の不信を買っていることが問題の根底にある。こうした中で、「(韓国の)盧武鉉(前)政権と似ている」(2009年11月8日付日経済新聞)という論点に注目したい。(敬称略) 保守系政治家「名門」の鳩山と、進歩系で「親北反米」の性格が濃厚だった盧(故人)の出自や経歴はまるで異なる。そんな2人の「相似説」を考える際、ポイントになるのは政治家――特に国の舵取りを担う指導者――としての「ひ弱さ」だと指摘したい。

    「ひ弱さ」共通する鳩山首相と盧前大統領 対米関係めぐる日韓「相似説」 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 闇将軍・小沢幹事長の「暴走」 続・失速する鳩山政権 | JBpress (ジェイビープレス)

    2009年11月4日、民主党前最高顧問の渡部恒三は福岡市内の講演で久々に思いのたけをぶちまけた。 「与党になったと張り切っても、忙しいのは大臣、副大臣、政務官。それ以外はみんな暇だ。陳情は幹事長室一(に集中させる)ということで、民主党議員は何をするのか」「(民主党議員は)小沢一郎君が右と言えば右。左と言えば左。5足す5は15と言われれば、『ハイ』と言っとけばいい」 その5日前、産経新聞に載った渡部のインタビュー記事(10月30日付)の見出しは、「『小沢君への意見』今は封印」。渡部は「小沢君への意見だって? 俺に言わせるのは早いよ。それは今、鳩山政権がうまくいってるからだ」と小沢批判は避けていた。 同紙には「(小沢君が)『5足す5が15』と言ったらノーって言わないと民主主義ではないんだな」とも語っていた。その直後、「小沢が『5足す5は15』と言えば『ハイ』と言っとけばいい」と渡部が講演で語

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  • 「束の間の蜜月」か? 鳩山政権に期待する韓国 竹島、日韓併合100年が「地雷」にも | JBpress (ジェイビープレス)

    小泉純一郎元首相の靖国参拝には強い反発があった(2006年8月15日、ソウルの日大使館前で小泉元首相の写真に火を付けて抗議する市民)〔AFPBB News〕 小泉純一郎元首相が自民党総裁選で靖国神社への参拝を公約に掲げた上で、在任期間中、毎年、参拝を続けたことは「日はわれわれの嫌がることを、敢えて行っている」(同国政府当局者)と映った。 これに対して、鳩山首相は、総選挙前の8月の段階から「首相に就任しても靖国神社を参拝するつもりはない」と明言。アジア外交を重視する方針を再三、語ってきたことも韓国側は好意的に評価し、「新政権は歴史問題の解決に前向き」(韓国主要紙記者)と受け止めているのだ。 10月9日に鳩山首相が初訪韓した際に、李明博大統領との首脳会談で靖国問題は話題に上らなかったとされている。それにもかかわらず、その数日後、自他共に「知日派」と認める元韓国政府高官が、「靖国神社の話は、

    「束の間の蜜月」か? 鳩山政権に期待する韓国 竹島、日韓併合100年が「地雷」にも | JBpress (ジェイビープレス)
  • 劣等意識に悩む“尊大なる中国” 「中華思想という罠」~中国株式会社の研究~その24 | JBpress (ジェイビープレス)

    数年前に「中国脅威論」が一世を風靡した頃、日では「中華思想」を「信奉」する中国政府、中国人を糾弾する書籍が巷にあふれていた。13億人の人口を抱える不透明な巨大国家の真の意図は何なのか。その驚くべき尊大さ、身勝手さ、狡猾さの理由を解く鍵は当に「中華思想」にあるのだろうか。 今回は、中国近代史を駆け足で振り返りながら、この分かったようで分からない、摩訶不思議な「中華思想」なるものについて考えてみたい。 「中華思想」を知らない一般中国

    劣等意識に悩む“尊大なる中国” 「中華思想という罠」~中国株式会社の研究~その24 | JBpress (ジェイビープレス)
    vitamincba
    vitamincba 2009/09/11
    「現代中国の尊大さ、身勝手さ、狡猾さの原因は伝統的「華夷思想」にありと断ずることには無理がある」
  • 不当に厳しい米国の性犯罪法  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2009年8月8日号) 性犯罪者に対して厳しさを増し続ける米国の対応は、益より害を多くもたらすものだが、世界中がこれに追随しようとしている。 この事件はしばしば話題にされるが、何度繰り返されても、そのおぞましさが減じることはない。15年前、米国ニュージャージー州のある小児性愛者が、子犬を見せてやると言って、当時7歳だったメーガン・カンカちゃんを自宅に誘い込んだ。メーガンちゃんはレイプされたうえ殺され、遺体は近所の公園に放置された。 この殺人者はメーガンちゃんの家の向かいに引っ越してきたばかりで、子供に対する性的暴行の前科が2度あった。しかし、メーガンちゃんの両親はこの事実を知らなかった。もし性犯罪者と分かっていたなら、この男に近づかないよう娘に言い聞かせていたはずだ。 メーガンちゃんの両親は悲嘆にくれる中、署名運動を開始した。性犯罪者が近所に引っ越してきたら、近

    vitamincba
    vitamincba 2009/08/10
    「厳しい法律は罪のない人々を守るのにほとんど役立たないことが多い。警察が抱く不満は、些細な性犯罪で登録されている人が多すぎるために、本当の危険人物を追跡することが困難になっているというものである」