2015年6月15日付の大学・研究図書館協会(ACRL)のブログで、日本のスマートフォン向けゲームアプリ「ねこあつめ」が一部の米国の図書館員らで流行していることと、その経験から図書館員らが様々な知見を得ている様子が紹介されています。ブログ記事の著者はニューヨーク市立大学クイーンズ校の図書館員であるKelly Blanchat氏です。 「ねこあつめ」はプレイヤーが自身の「家の庭先」に遊びに来たねこを眺める、というコンセプトのゲームです。日本語版のインタフェースしかありませんが、Kelly氏は言語の障壁があるにも関わらず容易に操作を理解でき、楽しめることに着目し、データベースや図書館の情報資源を利用する際に、学生が同じように感じられるようにできないかと考えるようになったとのことです。ブログ記事の中では「ねこあつめ」と図書館のデータベースやチュートリアルが複数の観点から対比されています。 Col
ソーシャルゲームが儲かる仕組み プレイヤーにとってそのほとんどが無料ではじめられるソーシャルゲーム。Facebookなどのソーシャルメディアからの友人からの誘いに応じて何気なく始め、気が付くと「はまっている」ことも多い。 1タイトルあたり数千円で販売されるパッケージゲームに対し、提供者側から見ると、ユーザーが課金アイテムを買ってくれるまでは1円も入ってこないモデルだ。その間もサーバーの利用料金などインフラコストは掛かっていく。課金アイテムも1つあたりは数百円単位であることがほとんどで、相当数が出ないともうけがでない。 実際、CESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)が行った調査によると、モバゲー、GREEとも無課金で遊び続けているユーザーが約75%を占める。残りの15%前後のユーザーにいかにアイテムを買ってもらうかに、各ゲーム提供者は知恵を絞っている。 パッケージゲームで
HAHAHA!男の戦いは海を渡る 「トイレッツ」米企業で活躍 「社員はもっと水を飲もう」(1/2 ページ) 殺風景だった男子トイレを、熱いバトルの場にしてしまったセガの画期的ゲーム「トイレッツ」。男性用小便器に取り付け、広告表示しながら、尿の勢いや尿の量を競って遊ぶゲーム型の店舗用電子POPで、2011年11月の発売直後から「その発想はなかった」と話題を呼び、現在では飲食店や娯楽施設を中心に、全国230カ所に導入されている。 そんなトイレッツが最近、海を渡り、米国のとある企業の男子トイレで活躍しているらしい。その企業とは、Badgeville(バッジビル)社(本社・カリフォルニア)。ゲームの手法をマーケティングなどに取り入れる「ゲーミフィケーション」の草分け企業として知られる。果たして、「ゲーミフィケーション」の“本場”米国で、トイレッツはどんなバトルを繰り広げているのだろうか? 「私が今
最近パスタも巻いてないし、ゲームもしてない私ですが、ゲーム自体は好きなので、Twitterで書いた雑多なゲーム系の話題をひとつにまとめました。 ゲームが好きだと耳元で言った、そんなヒロシにだまされたと思って、ご覧ください。 (読んでから、ほとんどが妄想で実体のあるゲームの話がないことに、だまされたと思うことでしょう) 例によって長文なのですが、ネタやゲームアイデアが主なので全て読むことはあまり想定していません。 面白そうなブロックだけ読んでいただければ結構です。 面白い部分が見つからないという方には「こんな長いのに読むとこ無いってある意味爆笑エントリだな」と笑うことで、笑顔でページを去ることができるというライフハックをお教えしておきます。 それではまず、実体のあるゲームの話題から。 『スカイリム』のスカイ無理な話 『スカイリム (The Elder Scrolls V: Skyrim)』っ
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ゲーマーの有効活用 フィンランド国立図書館とMicrotask社による「DIGITALKOOT」という協同プロジェクトが注目されています。 現在、多くの図書館では「収蔵書籍のデジタル化」が大きな課題となっています。しかし古い書物ともなると、保存状態が良くなかったり、特殊なフォントが使われていたりするため、コンピュータだけでは正確な文字認識が難しい。そこでDIGITALKOOTがたどり着いたのが、「ゲーマーにその認識作業をやらせてしまおう」ということでした。 DIGITALKOOTでは、タイピングゲームのような「Mole Bridge」と、もぐら叩きのような「Mole Hunt」という2種類のゲームがプレイ可能になっています。これらのゲームを遊ぶことで、ユーザーは自然に、古い新聞や書籍のデジタル化作業に協力できるという仕組み。同図書館
ある漫画の主人公は「現実(リアル)なんてクソゲーだ!」と言い切りました。 では現実よりゲームの方が優れているなら、現実をゲームのような「幸せな世界」にできるのでしょうか? ゲームで人類を幸福にできるのでしょうか? 本書『幸せな未来は「ゲーム」が創る』の著者、ジェイン・マクゴニガルさんは「できる」と言い切ります。 それどころか「将来的にノーベル賞を受賞する人物がゲーマーから登場する」とも。な、なんだってー! マクゴニガルさんは1977年、米フィラデルフィア生まれ。いわゆる「ファミっ子」(ニンテンドー・キッズ)世代です。カリフォルニア大学バークレー校でパフォーマンス・スタディーズの博士号を取得し、現在はシンクタンクInstitute for the Futureのディレクター。肩書き的にはゲームデザイナー兼ARG(代替現実ゲーム)研究者となっています。 ちなみにARG(Alternate Re
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く