ペーネミュンデ陸軍兵器実験場(ペーネミュンデりくぐんへいきじっけんじょう、ドイツ語: Heeresversuchsanstalt Peenemünde)は、1937年にドイツ陸軍兵器局によって設立された5つの陸軍兵器実験場の1つである[1]。 1936年4月2日、ドイツ航空省は、北部にあるウーゼドム島の利用のため[2]、ヴォルガストの町に75万ライヒスマルクを支払った[1]。この地は、ヴェルナー・フォン・ブラウンの母親が「あなたとあなたの友達にぴったりの場所よ」と薦めた場所であった[3]。1938年中旬までに、ドイツ空軍の施設から分離して陸軍の施設がほぼ完成し、クンメルスドルフから人も移動してきた[4]。陸軍兵器実験場であるペーネミュンデ東(Peenemünde Ost)[5]は、東工場(Werk Ost)と南工場(Werk Sud)からなり、一方で西工場(Werk West)はドイツ空軍