強い冬型の気圧配置は3日も続き、北日本や西日本の日本海側を中心に雪が降った。京都市では1954年以来61年ぶりに積雪が20センチを超える22センチの大雪に。東海道新幹線が遅れるなど帰省客のUターンにも影響を与えた。降雪のピークは越えたが4日以降も局地的な大雪の恐れがあるとして、気象庁は警戒を呼びかけている。 【雪の京都写真特集】東山区で雪が残る路地を歩く女性たち 気象庁によると、3日午後6時の積雪は福井県大野市で179センチ、富山市で111センチ、兵庫県香美町で94センチ。4日も西日本上空には寒気が入り込み、雲が広がりやすいという。4日午前6時までの予想降雪量(24時間)は北陸地方で40センチ、近畿地方で20センチとなっている。 大雪の被害も相次いだ。2日午後11時ごろ、石川県加賀市山中温泉の路上で「雪に埋もれている人がいる」と119番があった。消防などが同県白山市の派遣社員の女性(6