安倍政権が臨時国会に提出する特定秘密保護法案に反対する民主、みんな、共産、生活、社民各党と無所属の有志議員による勉強会が10日発足した。12議員が呼びかけ人となり、この日は20人が出席した。他党にも参加を呼びかけ、同法案の廃案を目指す。 10日は、1972年の沖縄返還密約を示唆する機密電文を入手して国家公務員法違反で有罪が確定した元毎日新聞記者の西山太吉氏が講演。「(沖縄密約で)どんな客観的資料が出ても密約はなかったとウソをついてきた自民党政権に秘密保護法案を国会提出する資格はない」と厳しく批判した。 呼びかけ人の福島瑞穂・社民党参院議員は「政府に都合の悪い情報が出なくなるのは民主主義の破壊だという単純な論理で秘密はダメだということを訴えていきたい」と話した。 ◇ 特定秘密保護法案に反対する有志議員による勉強会の呼びかけ人は以下の通り。(敬称略、参は参院議員) 【民主党】