米バイデン政権は独立記念日の4日、新型コロナからの「独立」をアピールする。政権は記念日を「平常化」の節目としており、ホワイトハウスで大規模なパーティーを予定している。ただ、足元ではインドで最初に見つかった変異株(デルタ株)が広がっており、感染再拡大の懸念もある。(ワシントン=合田禄) 「バイデン大統領は『ウイルスからの独立』を祝う演説をする」 サキ大統領報道官は2日、こう説明し、生活の平常化を強調した。 バイデン氏は、4日夜(日本時間5日午前)に医療関係者ら約1千人を招いた大規模なパーティーを企画。ホワイトハウスの正面の庭でバーベキューを楽しむ。バイデン氏はその場で演説する予定だ。ワシントンの中心部では花火が打ち上げられる。 参加者らは事前に新型コロナの検査を受ける必要があるが、ワクチンの接種が完了していればマスクをつける必要はない。 ワクチン接種、最新の状況は… 米政権は独立記念日までに