業務に関わる機密情報や個人情報を持ち出したいと考えている社会人が6割近くに上ることが、トレンドマイクロの調査で明らかになった。 業務に関わる機密情報や個人情報を持ち出したいと考えている社会人が6割近くに上るという。トレンドマイクロがこのほど実施したアンケート調査で、情報漏えいにつながりかねない実態が明らかになった。 調査では、国内に在住する企業や自治体に勤める一般社会人を対象にインターネットによるアンケートを実施した。1030人から有効回答を得ている。 転職や人事異動に伴って、業務に関係した機密情報や個人情報を持ち出したいという回答者は58.0%、持ち出そうとは思わない回答者は42.0%だった。具体的に持ち出したい情報は、「自分で作成した仕様書や設計書、提案書など」が38.5%、「取引先や顧客の名刺情報」が28.8%、「上司、同僚などの連絡先情報」が22.7%、「自分が送受信した電子メール