ブックマーク / globalizer-ja.hatenablog.com (119)

  • ヨーロッパやアメリカでは選手は自分のためにプレーしているという妄想 - グローバル引きこもり的ブログ

    オリンピックなどのビックイベントがあると、いつも、日人選手は自分のためにプレーするべき!国のためにスポーツをしているのではない!みたいなことをいう連中が出てくる。 まるで、ヨーロッパやアメリカでは代表選手が自分のためだけにプレーしているような言い方だ。 しかし、オリンピックやサッカーワールドカップなどで国を代表して戦う選手で自分のためだけにスポーツをする選手なんて世界のどこを探しても存在しないだろう。 僕は英語を勉強していたとき(まあ今でも勉強しているけれども)、たまにiPlayerをつかってBBCのラジオ番組を聞いていた。 それで、いつのワールドカップだかが開催されたときも5Liveなどを聞いていたのだが、ワールドカップが終わった後ある番組で、街で代表選手をみたら何というか?と言うお題でリスナーからメッセージを募集しているのをたまたま聞いたことがある。 最優秀に採用されたメッセージは、

    ヨーロッパやアメリカでは選手は自分のためにプレーしているという妄想 - グローバル引きこもり的ブログ
  • 語学で必要なのは単語・文法・リスニング - グローバル引きこもり的ブログ

    中3で英検3級の面接試験で落ちて以来、英会話への苦手意識が刷り込まれていた。 5年くらい前に仕事英語出来るに越したことないとなってきて、真面目に勉強し始めようとした。 英会話スクールの体験レッスンに行ったり、先輩に連れられて英語カフェに行ったりしたが、あまりにもな自分の英会話力に絶望して続けられる気がせず、買ったテキストも三日坊主に終わっていた。 必要に迫られたらやろう、とそれからまた避けていたのだけど、結局できない奴にはそういう仕事が来ないだけなので、やっぱり出来るようにならないとな、と新年からまた気負わない程度に英語の勉強を始めることにした。 勉強を始めて徐々にわかってきた自分の現状を分析してみる。 曲がりなりにも受験戦争を突破してきたので、読みは時間をかければだいたい意味は把握できる。 絶望的なのは、「ヒアリング」と喋るための「作文力」だ。 英会話レッスンの時、英語で質問されてから

    語学で必要なのは単語・文法・リスニング - グローバル引きこもり的ブログ
  • 小林麻央と女子アナの不思議 - グローバル引きこもり的ブログ

    小林麻央が亡くなったことを受け、日テレビで追悼番組が放送された。 過去のNEWS ZEROの映像が紹介され、NEWS ZERO(「ファミリー」なのだそうである)の関係者などが思い出話をしていた。 その中で、小林麻央の姉の小林麻耶のコメントが少しだけ映った。 ほんの数十秒なのだが、それを見て、やっぱキー局の女子アナはぜんぜん違うわ、と思った。 そして、小林麻央にキー局の女子アナは絶対無理だと思った。 そこには何か、絶対的な違いがあるように思われた。 どう見ても、小林麻耶はキー局の女子アナで、小林麻央はセントフォースなのである。 二人とも出発点は似たようなものだったはずだ。 どちらも「恋のから騒ぎ」に出演したのがきっかけで、テレビ業界に入ったのである。 もちろん、小林麻耶はそれから長いことキー局の看板女子アナとして活動するわけだが、それにしてもどうしてこうも違うのだろうか。 思うに、普段、視

  • またブログのアイコンの設定をし忘れた! - グローバル引きこもり的ブログ

    もう結構はてなでブログをやっているような気がするが、時々ブログのアイコンの設定を忘れる。 「編集オプション」(右のほうの歯車のアイコンのところね。なんで歯車なのか知らないが)の「アイキャッチ画像」で設定するやつだが、それを設定し忘れるのである。 そうなると、はてなブックマークのタイムラインにエントリーが乗った時に、「新」の文字が傾いているいつものアイコンではなくて、記事の下のほうで紹介しているCommon Lispの電子の書籍の表紙のほうが乗ってしまう。 エントリーの内容とはぜんぜん関係ない電子の表紙が乗るというのは、とても間抜けである。 それを後から修正できれば修正すればそれで済むが、一度ブックマークにのってしまったアイコンは修正ができない。 だから気を付けてアイキャッチ画像を設定し忘れないようにしないといけないのだが、しょっちゅう忘れる。 10回に一度くらいは忘れている気がする。

  • 「山月記」を読み飛ばさずに読んでみた - グローバル引きこもり的ブログ

    改めて「山月記」を読みとばさずに読んでみた。 どうも国語教育の世界では、まず「山月記」が生徒にとってとっつきにくい事が問題となっているようで、そんなに難しいかなあ、と文章を確認してみた所、いままで「山月記」を読み飛ばす形でしか読んでない事に気づいたのである。 隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自みずから恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。 例えば、山月記の出だしはこのような一文で始まるが、普通の読者が隴西がどこなのか、天宝がいつなのか、虎榜とは何か、江南尉とはどのような地位なのか(それが李徴にとって「賤吏」であることは分かるのであるが)を疑問に思わずに読み進める事が出来るのは、読者がこの部分を読み飛ばしているからである。 そういう意味では、ある意味、初読で山月記の意味を完全に取ることができるのは中国史の専門家だ

  • 国語の授業で「山月記」をどう取り上げるべきか - グローバル引きこもり的ブログ

    先ほど「山月記」関連に関するエントリーを2つ書いたが、山月記というのは国語の授業でどのように取り上げられているのか気になったので調べてみた。 ものを書くことを好む人が多いのか、どうも国語教師というのはネットをやる人が多いようで、検索をすると「山月記」の授業に関しても膨大な量のエントリーが見つかる。 それを見ていて改めて思うのは、「山月記」を授業で取り上げるというのは結構難しいなあ、ということだ。 まず、「山月記」が李徴のような人間を煽りまくる目的で書かれたという側面があるのは間違いないだろう。 文学の世界では、今も昔も李徴のような人間には事欠かないわけで、中島敦に李徴のような生き方を批判する意図があったのは間違いない。 中島敦には書くことがなくなったのに作家という肩書にしがみつく職業作家を批判した一文があるが、職業作家に対する認識がこれなのだから、李徴のような生き方をしている者に対する認識

  • 「山月記」はバズを狙って書かれた作品だと思う - グローバル引きこもり的ブログ

    先日、僕は「山月記」は「働かざるものうべからず」というような俗人道徳を夢にも疑わないような俗人向けの作品であると書いた。 そして、このような作品は、李徴のような傾向のある人間を無条件的に排除することの肯定につながるもので、これからの学校教育で取り上げる事は不適切であると批判した。 globalizer-ja.hatenablog.com しかしある意味、このような指摘は全くの見当違いであると言うこともできる。 なぜなら「山月記」は、ある意味、中島敦が自分を批判した作品であるからだ。 「山月記」が発表された10か月後、中島敦は気管支喘息のためになくなっている。 中島敦が「山月記」を執筆中に、ある程度死を覚悟していたことは間違いない。 「山月記」には 他でもない。自分は元来詩人として名を成す積りでいた。しかも、業いまだ成らざるに、この運命に立至った。曾て作るところの詩数百篇、もとより、まだ世

  • 「山月記」はそんなに優れた作品なんだろうか? - グローバル引きこもり的ブログ

    言うまでもなく、「山月記」というと中島敦の作品の中で最も有名な作品である。 中島敦 山月記 戦前の小説には漢籍をアレンジしたものが多く、これも「人虎伝」という作品のアレンジなのだが、国語の教科書で取り上げられているからみんな知っている。 『人虎伝』まとめ | フロンティア古典教室 実際の所、国語の教科書の内でどれくらいのものが「山月記」を取り上げているのかは知らないが、世間の「山月記」に対する反応を見ると、おそらく大抵の教科書に載っているのだろう。 そして、「山月記」の内容の方も、それなりに好評をもって国民に受け入れられているのではないだろうか。 しかし、僕は、「山月記」が文学作品として当に優れているのかについてかなりの疑問を持っている。 とりあえず、「山月記」の前半部分は文句なしに素晴らしい。 美しい文章が澱むことなく、するすると流れる。 膨大な情報が一切の無駄なく、しかもいささかの不

  • ポテトチップスなどのスナック菓子を素手で食べる人がいるのが信じられない - グローバル引きこもり的ブログ

    先日、カールが東日では買えなくなったことが話題になったけれども、ネットを見ていると、どうもカールの人気の低下にはカールが素手でべにくいという事も原因になっているのではないか、という意見もあるようだ。 globalizer-ja.hatenablog.com つまり、スナック菓子というのは素手でべると手が油で汚れるが、カールはその汚れ方がポテトチップスなどの他のスナック菓子よりも甚だしかったので敬遠された、というのだ。 そういわれてみれば、たしかに他のスナック菓子と比べてカールは脂っこかったかもしれない。 しかし、カールが脂っこいならなんで素手でスナック菓子をべるのだろうか、とも思う。 僕はスナック菓子をべるときは必ず箸を使ってべている。 いつから箸を使い始めたのかについてはっきりした記憶はないが、もう10年くらいは箸を使ってスナック菓子をべている気がする。 このべ方を思いつ

  • カールが東日本で無くなったのは、明治の健康志向が行き過ぎたからではないか? - グローバル引きこもり的ブログ

    少し前の話になるけれども、明治のスナック菓子「カール」の販売が東日では終了することが発表され、ネットでも大きな話題を呼んだ。 明治によると、近年カールの売り上げは低迷を続けており、東日でカールを販売すると運送費のために赤字になるので生産中止を検討したが、歴史のある菓子なので軽々しく生産を中止するわけにもいかず、生産と販売を関西に集約することで販売を継続する、ということらしい。 僕はカールのカレー味はたまに買っていたので、このニュースはかなりショックだった。 そういえば、最近スーパーなどでカールは全然見かけなくなっていた気がしていたが、まさかカールがここまでの苦境に追い込まれていたとは全く想像していなかった。 もちろんカールを買いたければ飛行機なり新幹線なりに乗って関西にいけばいくらでも買えるのだろうが、肝心のカレー味が生産中止になったのはショックが大きい。 カレー味の定番スナック菓子と

  • みんな選択肢を増やそうとして生きているけれども、選択肢というのは増えるものなんだろうか - グローバル引きこもり的ブログ

    人間の行動の基準として選択肢を増やすような行動をする、というものがある。 たとえば、教育などは特にそうで、親からみたらば子供の学歴が高いほうが人生の選択肢が広がるような気がする。 高学歴人生の選択肢がたくさんあると、そのなかで一番有利な選択肢を選ぶことができるから成功するに違いない、という発想だ。 その上、子供が高学歴だと周りに見栄をはれるから、世の中で子供の教育にキチガイみたいになる人が多いのは理解ができる。 しかし、教育によって当に人生の選択肢は増えているんだろうか? 例えば、医学部を卒業しないともちろん医者にはなれないが、医学部を卒業したあと土木作業員になり、そのまま土木作業員として一生を送る、ということは理屈の上では可能である。 でも、現実的に医学部を卒業した後で医者になるという以外の選択肢をとることは難しい。 医学部に進学した時点で、普通は医者以外になるという選択肢は消えてい

  • 北朝鮮のミサイル開発と「宇宙事業」 - グローバル引きこもり的ブログ

    北朝鮮の核開発と並んで世間で問題になっているのは北朝鮮のミサイル技術の進歩である。 核というのは核をターゲットまで運ぶ手段がないと意味がないので、ミサイル技術がないと核があっても意味がない。 だから、核開発とミサイル技術の発達は同時にやらないといけない。 西側諸国が北朝鮮を甘く見ていたのはこのミサイル技術に関する技術的な問題を解決をするのは無理だろう、と高をくくっていたからだった。 ところが報道の通り、北朝鮮のミサイル技術の進歩は素晴らしく、北朝鮮は必要なミサイル技術を持っているか、もし今の時点で持っていなくても必要なミサイル技術を入手するのは時間の問題である。 それで、北朝鮮のミサイルについて報道に関して思うのは、今のテクノロジーを使えばミサイルというのは当にだれでも作れるものなんだなあ、ということだ。 ミサイルというと、あたかも最先端技術を独占した先進国しか作れないものだというイメー

  • 中国もロシアも核兵器を持っているのに、なんで北朝鮮の核に限って問題なのかよくわからない - グローバル引きこもり的ブログ

    北朝鮮の核に関して、一時はもしかして戦争が起きるのではないか、という雰囲気があったけれども、結局どうやら北朝鮮が何をしようが戦争が起きることはなさそうだ。 アメリカ人の発言も、もう現実的には軍事行動は不可能であることを認めるようなものになっている。 ICBMがあってもなくても、核というのは例えば空母などに落とすというような使い方もできるので、北朝鮮が核の開発に成功したらそれで終わりなのである。 そういうわけで、戦争が始まるかわりに極東アジアで始まったのは核による冷戦状態、つまり世間では「平和」といわれるもので、状況は急速に鎮静化し始めているように見える。 ニュースで話題になっているのもアメリカが地球温暖化の協定から脱退するというニュースや、ロンドンでテロが起きて7人が亡くなったというようなことで、一部の人を除いては、もうだれも北朝鮮の核兵器なんて気にしていない。 アメリカ人が長いこと北朝鮮

  • 経産省のレポートとネットでの反響 - グローバル引きこもり的ブログ

    例の経産省による「不安な個人 立ちすくむ国家」というレポートは、女性職員が中心となったプロジェクトということもあり、この手の資料としては異例の反響を呼んだ。 僕もこれについてエントリーを3つ書いた。 globalizer-ja.hatenablog.com globalizer-ja.hatenablog.com globalizer-ja.hatenablog.com 一番最初のエントリーは、「不安な個人 立ちすくむ国家」と検索するとトップページに載ったこともあり、だいたいいままで2,000人くらいに読まれたと思う。 これらの2,000人がどのような人で、僕のエントリーを読んでどのような事を考えたのかは分からない。 しかし、わざわざこういう意識高い話題について検索をするくらいだから、基的には業界の人か、高学歴・高収入の人が多いだろう。 経産省の職員にも僕のエントリーを読んだ人がいるはず

  • 経産省が教育の自由化を言わないのはおかしい - グローバル引きこもり的ブログ

    最近話題になった経産省のペーパーには、「意欲と能力のある人が公を担う」など、これからの社会は国民が自発的に公的な役割を果たすべきだという主張がある。 http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf それによって国は緊縮ができて、国民は社会参加することによっていきいきとした人生を生きることができるからみんなハッピーではないか、ということらしい。 誠に結構な主張だと思う。 結構な主張だと思うが、「意欲と能力のある人が公を担う」といいながら、このペーパーで教育の自由化が一切取り上げられていないように見えるのは何故だろうか。 僕は日教育のかなりの部分がありがた迷惑の公共事業なのではないかと思う。 教育というとなんだか無条件によいものだという人がおおいのだが、教育のもつマイナスの影響はもっと注目されてよい。 教育

  • 経産省のメディアに対する認識はおかしくないか? - グローバル引きこもり的ブログ

    globalizer-ja.hatenablog.com 先ほどは経産省の「不安な個人 立ちすくむ国家」というペーパーについて取り上げたが、違和感を感じる部分は他にもある。 http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf たとえば、このレポートではフェイクニュースを取り上げ、「自分で情報を選び、自分で決断しているつもりが・・・実際には与えられた情報に踊らされている?」などと、エスタブリッシュメントとは異なった判断をする有権者を批判している。 しかし、僕は経産省がフェイクニュースについて取り上げるのはものすごい変だと思った。 というのは、経産省は「5重の壁」とか言いながら、原発というのは絶対に安全である、というフェイクニュースを何十年にもわたって垂れ流し続け、その結果原発を爆発させて日国に何百兆円もの損害を

  • 経産省の「不安な個人、立ちすくむ国家」という資料を読んだ - グローバル引きこもり的ブログ

    経産省の二十代、三十代の職員が日の将来像を論じたというプレゼン資料が話題になっている。 http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdfをダメにした戦犯の一つと広く見なされている経産省からこのようなものが出てくるというのは興味深いことで、ネットでは「また経産省か!困ったものだ」という意見も聞かれるが、しかしその内容はいろいろ考えさせられるものがある。 女性職員が多く関わっているのか、レポートに高学歴女性の問題意識(あるいは利害)がストレートに反映されているのも興味深い。 プレゼン資料もいかにも可愛らしい感じで、良くも悪くも、女性の「活用」が大きな効果を上げた事例であると言えるだろう。 それでその内容だが、どうも「大躍進」レベルに評判が悪くなった「構造改革」(経産省もそれなりにこれに関わったはずだ)を反

  • 事後的に大統領選挙の結果をねじ曲げようとするアメリカのリベラル派 - グローバル引きこもり的ブログ

    ここ最近、アメリカではリベラル派がトランプを弾劾しろと大騒ぎしている。 きっかけはトランプがFBI長官のジェームズ・コミーを解任した事で、リベラル派によると、これはロシアゲートの隠蔽を目的とした司法妨害にあたるのだそうである。 しかし、コミーの解任はトランプの意向のみによって行われたのではない。 トランプにコミーの解任を勧告したのはオバマ政権によって任命された司法副長官のローゼンタールで、コミーの解任は司法省全体の総意である。 コミーはヒラリーのメール疑惑の際の不手際が原因で次から次へと極端な事をせざるをえない立場に追い込まれていて、共和党、民主党のどちらの側からもFBI長官としての適格性をうしなっているとみられているのだ。 ローゼンタールは党派を超えて見識と能力を高く評価されている人物で、司法副長官に任命された際も議会で大差で承認されている。 だからトランプの意向に関係なく、遅かれ早かれ

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  • フランス大統領選挙とアンシャンレジームの行方 - グローバル引きこもり的ブログ

    少し前の話になるが、フランスの大統領選挙は結局マクロンの勝利に終わった。 世間で言われていた通りの結果であったと言える。 僕は正直、今回の大統領選挙にはあまり興味がなかった。 どうもマクロンが勝つという退屈な結果に終わりそうな感じがしたからだ。 第一次投票の結果もマクロン有利を示唆するものだったし、選挙に関する報道からも国民戦線はいまいち時流に乗れてないという印象を受けた。 あるいは、時流というのは確かにあるにはあったのだが、それは決戦投票で勝てるほど強いものではなかった、というべきだろうか。 そのためもあって、国民戦線の選挙運動も典型的なプロテストパーティーのものにとどまり、効果的なメッセージを打ち出す事ができなかった。 こういうのは背景にはっきりした時流がないと、メッセージがまとまりきらないのである。 だから僕は今回の選挙戦は退屈な結果になるだろうと思ったし、実際に結果はマクロンの当選

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  • 不言実行するならば意識高い系でも構わないと思う - グローバル引きこもり的ブログ

    意識高い系という言葉がある。 どうも若いうちになにか、世間から注目を集めるような大きな事を成し遂げたい、という野心を持つ人を表す言葉のようである。 社会を変えたいとか、企業して金持ちになりたいとか、方向はいろいろだろうが、とにかく若いうちからの成功を目指すというのは大体の意識高い系に共通しているところだと思う。 この若いうちにというところにどうも意識高い系の特徴があるような気がするけど、ともかく意識高い系であるからには若いうちに成功しなければならないという前提がある。 少なくとも、成功するかどうかは別として、若いうちに人一倍の経験は積んでいなければならない、ということになっている。 若いうちから成功するとなると、手っ取り早い事から始めよう、となるのは当然だろう。 そのなかでも一番楽なのは、将来の夢を語るとかそういう事だ。 だから夢を語るというのを出発点にする人は多くて、これが意識高い系の特