先日発表されたAmazon.comの新端末「Kindle Fire」には、独自のWebブラウザ「Silk」が搭載される。Silkは高速動作がウリなのだが、この仕組みがマイコミジャーナルの記事にて紹介されている。 これによると、Webページの読み込み時、SilkではEC2内に置かれたサーバーに対しリクエストを送信し、サーバー側が必要なファイルを集約してSilkに送信することで、セッションの最適化を行うそうだ。また、Amazon.comのリコメンデーションエンジンを応用した先読みキャッシュも行われ、ページを開いた時点でその次にロードされるページを予想し、あらかじめSilk側にそのデータを送信しておくそうだ。 ただし、通信内容がサーバー側に保存されるため、プライバシの問題も指摘されているとのこと。