岩手県陸前高田市の松で作った薪(まき)を提供してきた福井県坂井市のNPO法人「ふくい災害ボランティアネット」(東角(ひがしかど)操(みさお)代表)が薪の販売中止を決めた。 「京都五山送り火」で燃やす予定だった薪から放射性セシウムが検出された12日以降、陸前高田市や同NPOに「放射能を拡散させないで」などと抗議の電話が数十件続き、15日に判断したという。 同NPOスタッフで薪販売担当の佐々本尚さん(37)は「安全かどうか自分たちでは判断できない。これ以上、被災地に迷惑をかけられない」と話した。
岩手県陸前高田市の松で作った薪(まき)を提供してきた福井県坂井市のNPO法人「ふくい災害ボランティアネット」(東角(ひがしかど)操(みさお)代表)が薪の販売中止を決めた。 「京都五山送り火」で燃やす予定だった薪から放射性セシウムが検出された12日以降、陸前高田市や同NPOに「放射能を拡散させないで」などと抗議の電話が数十件続き、15日に判断したという。 同NPOスタッフで薪販売担当の佐々本尚さん(37)は「安全かどうか自分たちでは判断できない。これ以上、被災地に迷惑をかけられない」と話した。
歩行中の視覚障害者が、目の代わりと言える白杖(はくじょう)を走行中の自転車に折られるケースが相次いでいる。明確な統計はないが、「白杖修理の原因は約3分の2が自転車との接触」とみる団体もある。自転車と歩行者の事故は09年までの10年間で3.7倍に増加する一方、歩道には点字ブロックなどが設けられてバリアフリー化が進み、視覚障害者の通行も今後さらに増えるとみられる。自転車利用者への注意喚起やルールづくりが課題として浮かぶ。 白杖の修理を請け負う社会福祉法人「日本点字図書館」(東京都新宿区)には、全国から多い時には月20本が持ち込まれる。20年近く携わってきた担当者によると、自転車による被害は以前から多く、「全体の6、7割を占めるのでは」と話す。2カ月で2回も折られたケースもあったという。 白杖の販売・修理をする社会福祉法人「日本盲人会連合」(同)の担当者も「実感として自転車に折られるケースが最も
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く