2015年9月10日、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与する“Library of the Year”の2015年の優秀賞(大賞候補)に選ばれた4つの機関が発表されました。大賞は2015年11月12日に横浜で開催される第17回図書館総合展での最終選考会で決定されます。 優秀賞は以下の4館です。 くまもと森都心プラザ図書館 http://stsplaza.jp/library/ 塩尻市立図書館/えんぱーく https://www.library-shiojiri.jp/ 多治見市図書館 http://www.lib.tajimi.gifu.jp/ B&B http://bookandbeer.com/ Library of the Year 2015 優秀賞の決定および最終選考について(NPO法人知的資源イニシアチブ,2015/9/10) http://www.iri-net.
東日本大震災に関する書類・写真・動画の整理・保存講習会 国立国会図書館(NDL)では,政府の「復興構想7原則」や「東日本大震災からの復興の基本方針」等を踏まえ,2013年3月7日から,東日本大震災に関する記録を一元的に検索できるポータルサイト「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ」(愛称「ひなぎく」)を公開している。東日本大震災の記録を国全体で収集・保存・公開するため,各種機関の運営するアーカイブと「ひなぎく」の連携(2015年7月末現在,44件のアーカイブと連携)を進める一方,震災記録のアーカイブ活動の支援も行っている。 そうした支援の一環として,NDLでは,2013年以来毎年,アーカイブの専門家による書類や写真等の整理・保存についての講習会を開催してきた。主な対象は,ボランティア団体,NPO,行政機関等で被災地支援活動,復興事業に携わっている方々である。経験を共有しノウハウを活かすため
博士論文のインターネット公表化に関する現況と課題の調査 ●はじめに 大学図書館と国立情報学研究所との連携・協力推進会議のもとに設置された機関リポジトリ推進委員会(以下,委員会)は,2014年度に,作業部会としてワーキンググループ(以下,WG)を設置した。WGは「大学の知の発信システムの構築」を目指し,委員会が重点課題とする「オープンアクセス方針の策定と展開」等に取り組むことを目的としている。2014年度は「コンテンツ」「国際連携」「技術」のWGを設置し,各WG内で行動計画を策定して活動した。今回,杉田茂樹(千葉大学附属図書館)を主査とするコンテンツWGに設けられた博論(博士論文)班が,博士論文の実態調査「博士論文のインターネット公表化に関する現況と課題」を行った。メンバーは,東出善史子(京都大学附属図書館),本坊綾(鹿児島大学学術情報部),翟佳(早稲田大学図書館),筆者ら(直江,松原)の計
鬼怒川洪水の記録 鬼怒川は急流河川であり これまで大きな洪水による被害をもたらしてきました。 流域を襲った洪水 鬼怒川・小貝川ではこれまで流域に大きな恵みをもたらしてきましたが、時にはこわい災害を起こす川でもありました。特に昭和初期から25年頃までは2から3年に1回、鬼怒川・小貝川のいずれか、あるいは両川で洪水が発生し、大きな被害に見舞われました。近年では、昭和56年、61年に小貝川の堤防が決壊し流域市町村が濁流におそわれ、多くの家屋が床上、床下浸水の被害を被りました。 鬼怒川の洪水 鬼怒川は、その上流に急峻な山々が連なっており、河川の勾配も大きく、降雨の影響を受けやすいといった特徴を持っています。近年は、上流部にダムが完成したことにより、洪水調整が行われ、洪水被害を低減することができました。
山形鉄道が運営するフラワー長井線の西大塚駅(山形県川西町)で、「西大塚駅 思い出の写真展」が9月19日から22日まで行われる。開催時間は各日10時から16時まで。 西大塚駅は1914年11月15日、国鉄長井軽便線(現在のフラワー長井線)の駅として開業。2014年に開業100周年を迎えた。開業時に建造された木造駅舎が現在も使用されており、今年8月には同線の羽前成田駅(長井市)とともに、国の登録有形文化財に指定されている。 今回の写真展は文化財指定を記念して開催するもので、鉄道カメラマンの米屋こうじさんが代表を務める「西大塚駅を応援する会」と山形鉄道が主催。川西町大塚地区の住民が提供する「思い出の写真」も展示される。このほか、初日の9月19日は9時30分から、文化財指定記念プレートのお披露目式が西大塚駅前で行われる予定だ。 《佐藤正樹(キハユニ工房)》
「今回の大雨は、東北地方にも及び、宮城県においても河川が氾濫するなど被害地域が拡大しています。政府の総力を挙げて対応するよう、次の3点を指示いたします。 まず、『国民の命を守るため、引き続き、政府一丸となって、被災者の救命・救助に全力を尽くすこと』。 次に、『今後、さらなる事態の発生も懸念されることから、地方自治体と緊密に連携し、住民の避難が確実に行われるよう対策に万全を期すこと』。 そして、『さらに、被災自治体と連携し、必要な物資の確保や医療行為の提供等被災者の支援策に関係機関が一体となって取り組むこと』。 各位にあっては、強いリーダーシップを発揮し、対応に万全を期していただきたいと思います。」 栃木県・茨城県・宮城県等の大雨に関する関係閣僚会議(9月11日) 栃木県・茨城県等の大雨に関する関係閣僚会議(9月10日)
宇都宮市から芳賀町にかけて整備する次世代型路面電車(LRT)の計画をめぐり、市内を通るルートの一部が変更されることになり、地元住民から戸惑いの声が上がっている。当初は、多くの人が利用する公共施設の前を通る見込みだったが、交通渋滞を避けるため、別の位置に軌道を移す形に。どちらの計画が地域にとって望ましいのか、地元自治会などが独自の意向調査に乗り出した。 (後藤慎一) 市によると、ルートを変更するのは、JR宇都宮駅東側にある平石地区を通る区間。当初の計画では「鬼怒通り」と呼ぶ駅東側のメーン通りと並行してLRTを走らせ、交差する国道新4号の高架部分をくぐって芳賀町方面へ延ばす方向だった。その途中にある平石地区では、平石地区市民センターの前を通る計画となっていた。 ただ、市は具体的な検討の中で、道路と並行する形でLRTが国道を交差すると、国道への右折待ちなどをする車の渋滞が起きる可能性が高いと判断
文部科学省が国立大学に人文社会科学系学部の組織見直しを求める通知を出したことについて、経団連は9日、安易な見直しに反対する声明を出した。通知の背景に「即戦力を求める産業界の意向がある」との見方が広がっていることを懸念し、「産業界の求める人材像はその対極にある」と文系の必要性を訴えた。 経団連は声明のなかで「大学・大学院では、留学など様々な体験活動を通じ、文化や社会の多様性を理解することが重要」と指摘。その上で、文系と理系にまたがる「分野横断型の発想」で、様々な課題を解決できる人材が求められていると主張した。 また、国立大学の改革は国主導ではなく「学長の強力なリーダーシップ」で進めるべきだとも指摘し、政府は大学の主体的な取り組みを「最大限尊重」するよう注文した。 経団連が声明を出した背景には、文科省の通知が「文系つぶし」と受け止められ、それが「経団連の意向」との批判が広がっていることがある。
文部科学省が国立大学に人文社会科学系学部の組織見直しを求める通知を出したことについて、経団連は9日、安易な見直しに反対する声明を出した。通知の背景に「即戦力を求める産業界の意向がある」との見方が広がっていることを懸念し、「産業界の求める人材像はその対極にある」と文系の必要性を訴えた。 経団連は声明のなかで「大学・大学院では、留学など様々な体験活動を通じ、文化や社会の多様性を理解することが重要」と指摘。その上で、文系と理系にまたがる「分野横断型の発想」で、様々な課題を解決できる人材が求められていると主張した。 また、国立大学の改革は国主導ではなく「学長の強力なリーダーシップ」で進めるべきだとも指摘し、政府は大学の主体的な取り組みを「最大限尊重」するよう注文した。 経団連が声明を出した背景には、文科省の通知が「文系つぶし」と受け止められ、それが「経団連の意向」との批判が広がっていることがある。
【志摩】市内外からの賛否の声が出ている海女をモチーフにした志摩市公認キャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」のパネルとポスターが八日、同市庁舎から七日に撤去されたことが分かった。市は「デザイン変更のための一時的な処置で、公認の撤回を意図するものではない」と説明している。 八日開かれた市議会九月定例会で、竹内千尋議員が指摘し発覚した。竹内議員は「碧志摩メグの賛否をめぐる問題は、海外のメディアにも取り上げられるなどの深刻な状況にある。パネルなどの撤去したのはなぜか」と説明を求めた。 原口吉弘商工観光部長は、先月二十六日に大口秀和市長が「指摘された部分のデザインを変更し、皆さまに愛されるデザインにしていきたい」と発言したことを受け、デザイン変更に向け一時的に撤去したと強調。 その上で、「インターネットでは税が使われているなど誤った情報も流れている。趣旨を正しく理解してもらい、デザインの変更が
多賀城市立図書館が移転入居し来年3月にJR仙石線多賀城駅前に開業する再開発ビルの構成が9日、分かった。メーンのA棟の商業施設部分には、いずれも東北初の「生活提案型」書店や地産地消レストラン、特色ある品ぞろえのコンビニなどが入居する。図書館の指定管理者で、レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が手掛ける。 A棟の1~3階の南側に市立図書館、北側に商業施設が入る。CCCは「もう一つの家」を図書館のテーマに掲げており、商業施設もならう。入居店は、市民へのアンケートで要望が多かった店舗形態を選んだ。 1~2階には、CCCが東京・代官山などで展開する生活提案型の「蔦屋書店」が入り、書籍に登場する日用品の販売なども行う。コンビニは、商品構成の幅を広げたファミリーマートの別ブランド「ファミマ!!」。カフェ「スターバックスコーヒー」も入居する。 3
神戸連続児童殺傷事件の犯人で、手記『絶歌』(太田出版)の著者である元少年A(33)から、「週刊文春」に手紙が届いた。手紙では、「週刊文春」6月25日号で報じた『絶歌』の出版経緯について、<残念ながら事実とは異なっていました>とし、<僕は当事者としてありのままの真実を包み隠さずきちんと伝える義務を感じ、今回独断で筆を執らせていただきました>としている。 A4・20枚、2万3000字に及ぶ手紙では、出版の経緯を克明に綴った後に、次のような告知をしている。 <最後に、重要なお知らせです。 いろいろ思うところがあり、急遽ホームページを開設しました。(略) まだ立ち上げたばかりで方向性も何も決まっていませんが、今後はこのホームページを基盤に情報発信をしていく所存です。 元少年A> <元少年A 公式ホームページ>と題されたHPでは、身長や体重やメールアドレスに加えて、マスク姿や、全裸でナメクジにまたが
京王線・八幡山駅で下車し、左手に都立松沢病院の鬱蒼とした木立を眺めながら大宅文庫(公益財団法人・大宅壮一文庫)へと向かう。この道を、いつも一人で、しかも、複雑な心理状態で歩いていた記憶がよみがえる――。 サラリーマン編集者をしていた20〜30代の頃だ。ある時は、予定していた取材先だけではページが埋まらず、締め切りが迫る中、急遽、ネタを探し直さねばならず焦っていた。またある時は、企画会議の直前だというのに手持ちのネタがなく、急ごしらえであろうが企画をひねり出さなくてはという不安に押しつぶされそうになっていた。そして資料を漁り終えると、一目散で編集部に戻らなければならない。街を眺める余裕すらなかった。何度も通った八幡山なのに、自分はこの街のことをほんとんど知らないことに気がついた。 大宅文庫に「行く人」と「行かない人」 実を言うと、今回、正式な取材の申し込みをする前、本誌「マガジン航」の編集・
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く