福岡県宗像市が民間企業5社と連携協定を結んで進めている市内の団地再生や地域活性化事業の中で、「女子力大学」と銘打って、市内の女子大生が「女子力」を向上させるための講座を団地で開講するとした専門家会議の提言に、ネット上で「地獄絵図」「一昔前の『花嫁修業』的発想、炸裂」などと批判の声が集まっている。 宗像市は2014年8月に高齢化や人口減の進む団地の空き室などを活用した再生・活性化を目的に、この専門家会議を設置した。会議には住宅メーカーや銀行など民間の5社の代表者と学識経験者、副市長が委員として参加し、4回の会議を経て具体案をまとめ、2015年3月に市長に提言した。