記録媒体の主流として長らく利用されてきたフロッピーディスクドライブの生産をメーカーが打ち切ることが明らかになりました。 すでにフロッピーディスクドライブを搭載していないパソコンも数多く発売されていますが、これも時代の移り変わりなのでしょうか。 詳細は以下から。 FDDメーカー各社、生産撤退の動き加速-四半世紀の歴史に幕:日刊工業新聞 日刊工業新聞社の報道によると、フロッピーディスクドライブの主要メーカー3社が生産撤退に動き始めたそうです。 まずTEACが2010年4月に生産を終了するほか、ワイ・イー・データも供給先に対して生産を終了する方向で協議に入ったとのこと。また、ソニーの2010年4月以降の生産計画は未定ですが、他社と足並みをそろえる模様であるとされています。 なお、撤退の背景としてフロッピーディスクの市場規模は2009年の時点でピーク時の30分の1以下にまで縮小しており、年20%を
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もっと評価されるべき日本語の実力シリーズの第2回。今回は現代中国語が日本起源の和製漢語なしには成り立たないというお話。やや硬い内容なので興味のある方はどうぞ。 漢字の特徴の一つとして高い造語能力があげられる。ところが歴史を見てみると漢字の造語能力を存分に活用した事例は意外に少ない。伝統的中国語(漢文)においては漢字一文字で一つの概念や事柄を表すのが普通で、二文字以上の熟語は実はそれほど多くない。そのため中国では思想活動の活発だった春秋戦国時代(紀元前770-前221年)と仏教用語を翻訳するときに二文字以上の新語を多く造りだした程度である。漢字の高い造語能力は近代に至るまでかなり低レベルでしか活用されてこなかった。 ベトナムや韓国はもっぱら中国式の漢文を忠実に受け入れてその枠の外に出ることはほとんどなかった。韓国独自の造語もあることはあるのだがその数は少ない。 日本はまったくの例外である。漢
ひらがなばかりで書かれた文章なのだが、文字の順序がでたらめになっていても読めてしまうという現象が話題を呼んでいる。 ねとらぼ:確かに"読めてしまう"コピペに2ch住人が「人間すげー」と驚く - ITmedia News 「確かに読めてしまう」コピペが流行中―英文元ネタや派生ジェネレータも - はてなブックマークニュース このブログでは2003年9月にこの話題を扱っていた。 語中がデタラメでも英文は読める [絵文録ことのは.]2003/09/20 語中がデタラメでも英文は読める-2-GUITCHUSからの手紙 [絵文録ことのは.]2003/09/23 「英国ケンブリッジ大学の研究結果」というのは都市伝説である。また、「語の中の文字の順序を変えても読める」というのは言語学において実証された科学的発言ではないことに注意(それっぽい実例は作れるが、それが成立する条件やメカニズムについては論証されて
ナーシャ・ジベリ(Nasir Gebelli、ナーセル・ジェベッリー、ペルシア語: ناصر جبلی Nāṣer Jebellī、1957年 - )は、コンピューターゲームのプログラマ。イラン出身。『とびだせ大作戦』、『ハイウェイスター』、『ファイナルファンタジーシリーズ(I - III)』、『聖剣伝説2』などをプログラムする。 イランの王族であったが、イラン革命により渡米してコンピュータ科学を学ぶ。1980年に友人とApple II用のゲームを製作するシリウス・ソフトウェア(英語版)を立ち上げるが、1981年に退社。その後ジベリ・ソフトウェア(英語版)を設立するが、アタリショックの影響もあり、倒産した。 その後は世界中を放浪していたが、Brøderbundのオーナーをしていた友人ダグ・カールストン(英語版)を訪ねた際にゲーム開発に誘われる。この時に偶然居合わせたのが、スクウェア(現スク
Unicodeが携帯電話の絵文字を収録へ 絵文字ってなに?そう聞かれても多くの人は、ああ、それはと答えられるはず。そう言えばちょっと前に『メールのハートマークにだまされるな! 8割の女性は「恋人以外にも使う」』(RBB NAVI)なんていうニュースもありました。携帯電話の個人普及率が9割を上回る(平成20年内閣府消費動向調査)この国において、絵文字はごくありふれたものになっている現実があります。 2008年の11月27日、Googleが携帯電話で使われる絵文字を国際的な文字コード規格、Unicodeに収録しようというプロジェクト進行中であることを発表しました。では、このニュースは何を意味するのでしょう。そして私たちに何をもたらすのでしょう。今回から3回に分けて考えてみようと思います。 まず歴史を振り返ってみましょう。じつは絵文字を使ったのは携帯電話が最初というわけでありません。先行するもの
もう二十年以上昔の話になりますが、実はファミコン時代にはサードパーティ、すなわち任天堂及び任天堂直下の会社以外は年間に出すソフトの本数に制限が加えられていたというのをご存じでしょうか。これは任天堂の方針で、供給過剰や粗製濫造を起こさせないための対策だったと言われています。 しかし、ファミコンに早期から参入したサードパーティは、その初期ライセンス企業の優遇処置として本数制限なし、自社ラインで生産可能等といったメリットがあったようです。その対象企業はハドソン、ナムコ、、タイトー、コナミ、カプコン、ジャレコの六社。 しかしそのうち、ナムコはその特権で他社の制作したソフトを自社のブランドで出し、ライセンス料をもらうという方法を始めます。 この後、これの問題から優遇処置打ち切り、そして裁判沙汰にまで発展して、任天堂とナムコの関係が悪化していったと言われています。ちなみにこの時のゴタゴタが後を引
祖母の白寿のお祝い 先日、満99歳(数えで100歳)になった祖母の白寿のお祝いをやった。 さすがに身体のあちこちに不具合が出てきており、そろそろ本格的に外出も難しくなってきたので祖母と一緒に家族で集まれるのはたぶんこれが最後だろう。 下は0歳から上は99歳までいるので、移動と諸々…
2002年頃、とある雑誌でPlan 9の記事を6ページほど作ったことがある。冷静に考えると、とても流行するようには思えなかったのだが、私にはPlan 9はまぶしく輝いて見えた。それは紛れもなく未来のUNIXだったし、日々コンピュータやネットワークを利用する環境として、ぜひとも使いたいと思えるような機能が多くあった。 「Plan 9」(プラン・ナイン)はUNIXが生まれたベル研究所で、次世代UNIXとして開発されていた分散OSだ。UNIXやC言語を生み出したケン・トンプソン、デニス・リッチー、ロブ・パイクらのチームが、当時UNIXが抱えていた限界を打ち破るために、ネットワークやGUIを最初からUNIXの設計思想に基づいて取り入れた先進的なOSだった。それは、未来のUNIXとなるはずだった。 UNIXの大きな特徴として、デバイスをファイルにマッピングして抽象化するというものがある。各I/Oポー
Internet Explorer 4.0(以下、IE4)が登場したのは、10年以上前の1997年10月のこと。いま改めて IE4 の資料を調べてみたところ、当時の Microsoft が目指していたものが見えてきて面白かったので、ここに記しておく。Windows 95 + IE4生の Windows 95 に IE4 インストールすると、OS そのものの見た目が変わってしまったのが印象的だった。見た目だけでなく、エクスプローラの操作性が変わるなど、IE4 は Windows 95 SP1 といってもいいぐらいの位置づけだった。中でも目を引くのが、画面右側に登場する「チャンネル バー」だ。このチャンネル バーは、IE4 の目玉新機能のActive ChannelActive Desktopを象徴したツールとなっている。お気に入りを発展させた Active Channelまずは Active
※2011/12/16追記 Googleと初音ミクの新たな関係 ※2009/4/10追記 近況など(一番下) ※2008/2/11修正追記 ぐるっぽサービスについての指摘を受け、事実関係の確認が取れていない部分を修正しました。 また、今後も修正点や追加点を見付けた場合、随時修正追加を行う予定です。 ただし、ネット上での発言の責任がありますので、修正後も原文に抹消線を引く形で残すものとします。 さて、自分でも最近あやふやになってきたので、再確認の意味でも、ここで一旦亞北ネル誕生の経緯を書き出してみたいと思います。 ブログやmixi日記を巡回してみると、断片情報が多くて自分自身混乱してきますw 私の「覚書」という位置付けなので、これが必ずしも正しいわけではないことを初めに書いておきます。 もし「ちげーよ!!」という部分がありましたら、指摘していただくと非常に助かります。 ■「亞北ネル」誕生 G
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