IoT、人工知能(AI)──盛り上がる先端テクノロジーを語る上で、「自動車」は欠かせないものとなった。人々が夢見た「自動運転」が現実のものになりつつあるからだ。今年5月には、トヨタ自動車が開発中の自動運転車に、半導体メーカー・米NVIDIAのAIプラットフォームを採用すると発表して話題を呼んだ。 【画像】反抗期を迎えたような顔 NVIDIA(エヌヴィディア)は、少しでもPCをかじったことがある人なら知らぬ者はいないであろう有名企業。一部では“謎のAI半導体メーカー”と、あえて報じられたが、これまでなじみがなかった業種同士の協働を象徴する出来事だったからこそと感じる。 この連載では、新たな局面を迎えつつある乗り物の未来やトレンドを、親しみやすい身近な話題かつ、IT寄りの視点で紹介していく。 今回ピックアップするのは、カーデザインの話。どうやら車の見た目は技術の進歩とともに「女性の化粧」