お疲れ様です、ローンウルフです。 ここ10年のアメリカ株式市場はとても好調だったのに対し、新興国の株式市場の値上がりは緩慢となっています。 それもあってか、「アメリカ株投資が正解、新興国株へ投資するのは情弱」などといった極端な主張を見かけるようになりました。 確かにここ10年の両者の株式のリターンには大きな差がありますが、今後に関しても果たして上記のように決めつけてしまってよいのでしょうか? ここ10年EPSが伸び悩んだ新興国 そもそも「アメリカ株投資が正解、新興国株へ投資するのは情弱」と主張する論拠として、アメリカ株のEPS(1株当たり純利益)が伸び続けているのに対し、新興国株のEPSがほとんど伸びていないということが挙げられているようです。 下記のグラフをご覧ください。これは1995年以降の新興国のドル建てのEPSの推移を表したものです(引用元 https://www.yardeni.