SEKAI NO OWARI(以下、セカオワ)というバンドが好きである。 それこそネットでは品川庄司の品川やキングコング西野のごとく嫌われているが、ぼくは「世界の終わり」名義の頃からチェックしていたクチで、最近のファンタジー路線も微笑ましく見ているし、テレビに出ると知れば録画して観るようにしている。だからといって熱心にすべての楽曲を聴き漁ってるわけではないし、しっかり買ってもないのだが…… サカナクションよりもドヤ顔かましておらず、ゲスの極み乙女。や森は生きているほどの演奏能力もないため、自分たちの足下を分かって表現している感じが良い。最近はスケールがでかくなって来ているが、それこそ初期はメンバーだけですべてを再現しようとしていたきらいがあって、やれる限りのウエルメイドさ、みたいなものが妙に引っかかって嫌いになれなかった。 昔の無線機みたいなものをマイク代わりに、旗をなびかせながら歌うとい