Crew:私はこれまでの人生で「いい人」の称号を与えられてきました。おとなしくて控え目で、扱いやすい人間だったので、子供の頃から「いい子だね」と言われ続け、それが定着していました。振り返ってみた今、常にいい人でいようとすることで、かなり弊害があったことに気付きました。 いい人でいようと意識していると、結局本当は自分がどう感じているのか、自分がどうしたいのかを無視することになり、人の自分に対する扱いがひどくなります。あまりにもいい人過ぎて、誰も私が「うるせえ!」と言ったりしないと思っているからです。(少なくとも私の経験では) 私のような「いい人」の多くは、「いい人間」になりたいと思っているから、「いい人」になっているのだと思います。批判めいたことを言うのをやめ、代わりに聞こえのいいことを言うのは、周りの人にサービスをしているようなものだと考えているのです。 しかし、確固たる自分の意見をもちな