世界初!過信状態を声の高さと大きさを基に検出する技術を開発 -電話の会話を分析し、振り込め詐欺誘引通話などにおいて 90%以上の精度で過信状態を検出- 国立大学法人 名古屋大学(以下、名古屋大学)と富士通株式会社(以下、富士通)は共同で、電話の会話を分析することで、通話相手に対する過信状態、すなわち、相手の説明内容に対する考察能力の低下に気付いていない状態を自動検出する技術の開発に世界で初めて成功しました。 また、本技術を適用し、電話の会話音声から過信状態の検出と特徴的なキーワードの検出を行うことで、振り込め詐欺誘引通話を検出する基本技術を開発しました。今後、携帯電話などを用いたプロトタイプによる実証実験を、警察庁(警察大学校)と株式会社名古屋銀行(以下、名古屋銀行)と協力して2012年3月より開始します。 本研究は、2009年11月に発表済み注1)の、独立行政法人 科学技術振興機構(JS