20、21日実施の毎日新聞世論調査で、9月に予定される自民党総裁選で岸田文雄首相が再選され首相を続けた方がいいと思うかを聞いた。「交代した方がいい」が70%で、「続けた方がいい」の11%を大幅に上回った。「どちらとも言えない」は18%。同じ質問をした5月調査でも「交代した方がいい」は72%で、ほぼ横ばい。首相は総裁再選に意欲をにじませるが、首相交代を望む世論は高まったままだ。逆風が収まらない中、…
20、21日実施の毎日新聞世論調査で、9月に予定される自民党総裁選で岸田文雄首相が再選され首相を続けた方がいいと思うかを聞いた。「交代した方がいい」が70%で、「続けた方がいい」の11%を大幅に上回った。「どちらとも言えない」は18%。同じ質問をした5月調査でも「交代した方がいい」は72%で、ほぼ横ばい。首相は総裁再選に意欲をにじませるが、首相交代を望む世論は高まったままだ。逆風が収まらない中、…
日本の風物詩とも言える音に苦情が寄せられ、行事の中止や方法の変更を余儀なくされるケースが相次いでいる。東京都のある寺は今年、31日の除夜の鐘を中止する。毎月2回、早朝についてきた鐘の音が「うるさい」と、警察に苦情が寄せられたことがきっかけだった。一年を締めくくる百八つの鐘は騒音なのか。 「除夜の鐘中止のお知らせ」。師走を迎えた東京郊外の寺の入り口に、そんな書き出しの一枚の紙が張り出されていた。「お知らせ」によると、苦情があったのは今年5月。所轄の警察署から連絡が来た。寺では毎月1日と15日の朝5時に鐘をついてきたが、回数を減らすことにした。 だが半年後の11月、いつものように鐘をついた数時間後、墓地にあった手おけ30個が全て燃える不審火が起きた。警察によると、苦情との因果関係は不明という。寺は朝の鐘つきをやめ、除夜の鐘も中止を決めた。
自身のギャラリーでカレンダーを手にする月下美紀さん=鹿追町で2023年10月12日午後4時50分、鈴木斉撮影 北海道鹿追町の墨アート作家、月下美紀さん(82)が、墨と筆を使った独特の温かいタッチでアイヌ民族の昔の遊びを描き、2024年版のカレンダー(A4サイズ)を制作した。関連文献を調べて仕上げた12種類のイラストを各月ごとに盛り込んだもので、「アイヌの子供たちの遊びから、自然と共に生きた民族の生活や文化も少しは感じられた」と話す。 4歳のときに広島市の実家で被爆した月下さんは、日本文化を代表する「墨」を使った抽象画やイラスト、文字作品を通じて核廃絶を訴えるアート作品展を国内外で数多く開催。20年に長女が住む鹿追町に移住した後も個人ギャラリーを拠点に活動している。
猫の大好物と言えばマタタビ。でもマタタビに酔ったようになる猫の姿に「依存性はないの?」と心配する人もいるのではないだろうか。猫がマタタビに特異な反応を示す生物学的意義を研究してきた岩手大などのグループがこの疑問に答え、オンライン科学誌に論文掲載した。その成果とは……。 岩手大農学部の宮崎雅雄教授(生化学)や大学院生の上野山怜子さん(26)らは、研究室で17匹の猫を飼いながら、マタタビとの関わりなどについて研究している。 グループはこれまでに、猫がマタタビに反応すると、幸せを感じた時に脳内で働く物質の血中濃度が上がること▽猫の体にこすりつけたマタタビの成分が蚊よけの役割を果たしていること――などを次々と突き止め、注目を集めた。
野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」が3度目の優勝を果たした。日本野球の「転換点になる」と強調してきた栗山英樹監督(61)の下に集結した史上最強の30人。侍ジャパンはどのように頂点へ駆け上がり、日本球界の未来はどう変わっていくのか。 「若い投手がこれだけすごいメンバーに臆することなく一生懸命投げた。日本の野球界にとって素晴らしい財産。それを見て『かっこいいな』『野球をやろう』と思ってくれた子供がいてくれれば、僕はすごくうれしい」。栗山監督は優勝後の記者会見で世界一を奪還した意義を語った。 注目されるには、強いチームであることに加えて、やはり何より勝つこと。5人の大リーガー(後に鈴木誠也選手=カブス=は故障で出場辞退)を含む「史上最強」の布陣を完成できたのは、自分の意見を一方的に伝えるのではなく、選手と「ともに歩む」指導スタイルを
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