ジェフリー・ムーア氏最新作:破壊的変化の時代に守りつつ攻めるための「ゾーンマネジメント」 翻訳者 栗原潔によるブックレビュー 「キャズム」理論で有名なジェフリー・ムーアの最新作『ゾーンマネジメント』はここ最近のムーアの著作としても出色の内容。すでにBiz/Zineで本書は紹介済みだが、今回は翻訳者の栗原潔氏(IT弁理士・コンサルタント)からの解説をお届けする。(編集部) 既に経営書のクラシックとなっている『キャズム』の著者である米国のコンサルタント、ジェフリー・ムーア氏の最新作『ゾーンマネジメント:破壊的変化の中で生き残る策と手順』(原題:Zone to Win)を翻訳する機会をいただいた。私にとって、同氏の著作を翻訳するのは、『ライフサイクルイノベーション』(原題:Dealing with Darwin)、『エスケープベロシティ』に次いで3回目となる。 訳者として言うのもおこがましいが、