[Tyler Cowen, “Young Americans are also less spiritual,” Marginal Revolution, September 6, 2017] アメリカの宗教に見られる潮流についてよく語れる物語では,スピリチュアリティが宗教に取って代わったという話になっている.(…)これが事実だった時期もあったかもしれない.実のところ,「i世代」は宗教的でもないしスピリチュアルでもない.「i世代」やミレニアル世代の若い方,18歳から24歳の人々は,他のどの年代/世代集団よりもじぶんを「スピリチュアルな人間」だと考えない傾向にある.20代後半から30代前半にあたるミレニアル世代の年長の人々と比べても,さらに大きくちがっている.(…) もちろん,こうしたちがいは世代ではなく年齢によるものかもしれない.もしかすると,いつの時代も若い人たちの方があまりスピリチュア