一般的にプリント基板のクロックラインや、ストロ-ブ信号の様な高速信号については、オーバーシュート、アンダーシュートによる波形の乱れを抑える為に、 ドライブ端に直列に数10Ωの抵抗を、ダンピング抵抗として入れる事が良く行なわれます。 基本的には信号のドライバ出力端を配線パターンの特性インピーダンスに等しくすれば良い事になっています。 従って、 ダンピング抵抗値 = プリント基板の特性インピーダンス - ドライバの出力インピーダンス にすれば良い事になります。 しかし、一般的な基板では高速信号部以外はコストに関わる特性インピーダンス管理はしていない事がほとんどです。 その場合プリント基板の特性インピーダンスは不明(数10Ωから100Ω程度)で、ドライバの出力インピーダンスもデータシート上明確でない場合もあります。 その際はダンピング抵抗の値をいくらにするかは、基板が出来上がってから回路を動かし
■ 基本回路 ■ 応用回路 ■ 基本回路 (1)半波整流回路 ダイオードが1個で済む、最も簡単な回路です。 交流の半サイクルのみ整流します。 小電流負荷の場合によく使用されます。 出力リップルは電源周波数と同じになります。 ダイオードの逆耐電圧は、トランス2次側交流電圧の3倍以上必要です。 (2)両波整流回路 センタ・タップ付のトランスを使って、半波整流で利用しなかった残りの半サイクルも整流する回路です。 出力リップルは電源周波数の2倍になります。 ダイオードの逆耐電圧は、トランス2次側交流電圧の3倍以上必要です。 説明図には、コンデンサ入力(上)とチョーク入力(下)を示します。 チョーク入力は負荷変動が小さいことが特徴です。 (3)ブリッジ整流回路 ダイオード4個を使って整流する回路です。 出力リップルは電源周波数の2倍になります。 ダイオードの逆耐電圧は、トランス2次側交流電圧の1.5
★部品の知識と回路理論 当初、5回程度のシリーズ物として電子部品について解説する予定でしたが、 初学者におきましては、幾ら部品の知識を学ぼうとも回路理論を知らずしては、 (その部品の扱い方についても)机上の空論と化すのでは? と懸念したので、 回路設計という見地より、回路理論と部品の知識を(初学者を対象に)学んで 行くという方式で行きたいと思います。 ★はじめに 何か役に立つ装置を製作しようと思うと、 1,仕様の決定 2,打ち合わせ 3,(仕様を満足するものとしての)立案 4,外形図設計 5,回路設計 といった概念で まず物を作り、それを3次元的に具現化させる為の製作設計 (部品配置図、接続図などなど書き切れないほどたくさんある)を行います。 ある程度終了したら、部品を発注し、製作にかかります。ある程度 製作が できあがった時点で、調整(初期に計画していた動作を満足するように)を行
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く