2月15日に発売されたPSP「テイルズ オブ デスティニー(以下、TOD)2」は、「テイルズ オブ」シリーズの新作ラッシュの区切りといえる作品だろう。今回はその発売を記念して、PSP版プロデューサーの樋口義人氏にインタビューを敢行。PSP「TOD2」の話題から、作り手の「テイルズ オブ」シリーズ全体に対する意識まで実に貴重なお話を伺うことができた。 ■ 現在でも通用する「TOD2」のクオリティ 樋口義人氏 「ソウルキャリバー」、「鉄拳タッグトーナメント」のプロジェクトで企画調整業務を勤めた後、2002年プレイステーション 2版「TOD2」に途中参加。シリーズの魅力にとりつかれる。また、同時並行で行なっていたニンテンドーゲームキューブ版「TOS」にてディレクターを勤める。同プロジェクトにおいてシリーズ初となるワールドワイドローカライズや、PS2への移植を担当した後、2005年12月に発