Google Chrome では設定画面からブラウザに保存してあるパスワードを簡単に見ることができて危ないっていう件について誤解されていそうな点をまとめてみたいと思います。 ソフトウェア開発者の Elliott Kember 氏が自身の Blog に「Chrome's insane password security strategy」 というタイトルで指摘する記事を書き、日本ではギズモード・ジャパンで翻訳記事が上がったことで話題になった、「Google Chrome では設定画面からブラウザに保存してあるパスワードを簡単に見ることができて、マスターパスワードの設定もないから危ない」 っていう件。 Chromeでは自動保存のパスワードが丸見え。サーッと血の気が引いたわ : ギズモード・ジャパン Chromeブラウザの「パスワード丸見え」問題にGoogleが釈明 : ITmedia ニュース
b-casカードの不正改造問題が騒がれているが、「カードがクラックされた」ということではなく「カードが交換できない」ということが問題の本質で、この点がクローズアップされるべきだと思う。 鍵を盗まれたのかアルゴリズムに欠陥があったのか? 2ちゃんねるでは「b-casカード完全解析」とか「b-casカード終了」とか言われているが、暗号化アルゴリズムが破られたわけではない。 「暗号化アルゴリズムが破られた」という言葉は、鍵無しで暗号文を復号する方法が発見された時に使うべきだ。暗号化アルゴリズムが知られても、鍵が無ければ破れない暗号はたくさんある。というか、本来は、暗号化アルゴリズムは公開され(てレビューを受け)るべきもので、中身を知られてから暗号文をどれだけたくさん集めて研究されても、鍵無しでは絶対に(現実的な計算時間では)復号されないということがアルゴリズムの役割である。 今回のクラッキングは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く