産業技術総合研究所(産総研)によってリリースされていたKNOPPIX日本語版が、開発中止となった模様(KNOPPIX日本語版Webサイト)。 KNOPPIX日本語版は日本語で利用できる1CD Linuxとして知られていた。オリジナル版は開発が続けられており、日本語ロケールも入っているとのことなので、今後はこちらを利用すると良いかもしれない。 とはいえ、現在ではほかにもCD/DVD/USBメモリ等から起動できるLinuxの選択肢は増えているので、実際の影響は少ないかもしれないが。
Ubuntuでは現在、GNOME標準のgnome-control-centerが採用されているが、今後はgnome-control-centerからフォークした独自のシステム設定ツール(unity-control-center)へと移行するとのこと(メーリングリスト、本家/.)。 すでにUbuntuに搭載されているgnome-control-centerには大量のパッチが当てられているとのことで、それならば独自にフォークしたほうが良い、という判断のようだ。ただし、このフォーク版コントロールセンターについてもいずれは独自の「Ubuntu System Settings」なるものに移行することになるそうで、その過渡期の「つなぎ」として使われるだけに留まるそうだ。そのため、修正や変更は原則スタビリティとセキュリティに的を絞って行われるそうだ
2013年第2四半期に出荷予定のRed Hat Enterprise Linux(RHEL) 7では、MySQLに代えてMariaDBを採用するそうだ(ITWireの記事、 The Registerの記事、 本家/.)。 MariaDBは、MySQLをフォークしたプロジェクトで、現在のところMySQLと完全な互換性がある。Red HatのRadek Vokái氏によれば、MySQLよりMariaDBの方がパッチや機能追加などのコントリビューションも容易になると期待しているとのこと。コミュニティーベースのLinuxディストリビューションではMySQLからMariaDBへの移行が進んでいるが、企業向けのディストリビューションでもMariaDBへの移行が進むものとみられる。
Dell は 5 日、MBO で株式を非公開化すると発表した。買収総額 240 億ドルのうち 20 億ドル分を米 Microsoft が出資することになる。これについて Network World の記事は、ポスト PC 時代においてハードウェアのデザインに影響力を持ちたいとする Microsoft の戦略が表れているとしている (本家 /. 記事より) 。 また、Linux ベースのモバイル用 OS が普及拡大してきているなか、Dell とのパートナーシップを強化することで、Linux をベースとした他の OS を Dell が選択しないようにしているのではないかとのこと。Dell は Linux サーバを提供しており、昨年 11 月には Linux ベースの OS、Ubuntu を搭載した薄くて軽い XPS 13 ノート PC をリリースしている。
オースティンに本拠を置くスタートアップ企業「TrackingPoint」は、CES で世界初の Linux 搭載ライフルシステム「PGFs」の展示を行った (Ars Technica の記事、本家 /. 記事より) 。 このライフルには火器管制技術を備えたトラッキング・スコープが備えられている。トラッキング・スコープ内のコンピューターにより、システムがライフルの傾きや重さなどを判定、引き金の重みなどを調整してブレを補正することで初弾命中率を高めることができるらしい。 射撃方法は戦闘機のミサイル操作に近い。まずトリガーの前にあるボタン押してレーザーポインターでターゲットをロックオンする。そして楕円形の枠内にターゲットをとらえた状態で引き金を引けば、自動的にブレが補正されて命中する仕組みになっているという。またライフルとタブレットやスマートフォンを Wi-Fi 接続することで、第三者がトラッキ
ストーリー by hylom 2012年09月03日 17時45分 Windows-8だとシェルの置き換えってできないの? 部門より NETWORKWORLDの記事にて、Windows 8が大絶賛されている。しかし、その記事を書いたライターのBryan Lunduke氏は、結局Linux環境に戻ってきてしまったそうだ彼はその理由がさっぱり分からなかったため、理由を考え始めたという(NETWORKWORLD、本家/.)。 記事ではWindows 8について、UIや起動速度、ファイルコピーの面などで「芸術作品のよう」だと絶賛されている。しかし、彼はこのようにWindows 8を褒めつつも一日使った後にLinuxに戻ってきてしまったという。氏はその理由について、「Linuxがオープンソースだから? No。Linuxデスクトップ上でクローズドソースのソフトウェアをたくさん使っている。オープンソース
Fedora Project において、/bin や /lib、/sbin といったディレクトリを廃止し、すべてのバイナリを /usr/bin や /usr/lib、/usr/sbin といった /usr 以下に配置することが提案されているそうだ (The H の記事より) 。 2012 年 5 月にリリースが予定されている Fedora 17 での変更を検討しているらしい。これにより、すべてのバイナリを 1 つのファイルシステム上に配置できるようになるというメリットがあるそうだ。たとえばルートファイルシステムとは別のファイルシステムを /usr 以下にマウントしている場合などに、ストレージを管理しやすくなる、といったメリットが挙げられている。/bin や /lib などは /usr/bin や /usr/lib のシンボリックリンクとして用意することで後方互換性を確保するとのこと。
イギリスから学校向けの新しいLinuxディストリビューションが登場しました。その名も Karoshi Linux。以下、サイトから説明抜粋。 Karoshi is a server operating system designed for schools, providing a simple graphical interface for easy installation and maintenance of your network. ドキュメント(pdf)のP61にて、「Karoshi means 'death by overwork' in Japanese.」と書いてあるので、過労死のことであることは間違いないようだ。Ubuntuをカスタマイズしたもののようで、現在はサーバ版の7.0がリリースされている。学校のシステム構築で先生が過労死しないように、学校向けに使いやすいシステ
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