Windows Server 2012 R2以前でも、社外からDirectAccessやインターネットVPNなどを介して社内ファイル・サーバへアクセスできたが、その場合は、クライアントがSMBプロトコルなどを使ってサーバ上のファイルを直接読み書きしていた。これに対してワーク・フォルダでは、サーバとクライアント間でフォルダを「同期させる」ことによって共有を実現している。 クライアントでワーク・フォルダを有効にするとサーバ上にあるワーク・フォルダのコピーがローカルに作成され、以後、ユーザーはこのローカルのコピーに対して読み書きなどのアクセスを行う。そして適当な時間間隔か、あるいはシステムがアイドル状態になったときなどに、ファイルの同期サービスがサーバ上のフォルダとの同期動作を行う(新しい方のファイルを他方へコピーする)。ネットワークがオフラインの場合はローカルだけで読み書きするが、ネットワーク