自分の料理を食べてもらったり、ほかのプレーヤが作った料理を食べたりして「レシピ」を獲得していくソーシャル“料理”ゲームとして、サイバーエージェントが提供しているのが「モグ」です。前編(第22回)に引き続き、このモグのプロジェクトに携わる鈴木恵美子氏と久保卓也氏、そして秋山卓見氏の3人にお話を伺っていきます。 多くのプレーヤを集めるモグのバックエンドシステム ソーシャルゲームが従来のゲームと異なっている点として、サーバサイドで多くの処理を行うことが挙げられます。さらに人気ゲームとなれば、1度に多くのユーザがプレイするため、サーバ側の負荷は大変なものとなるでしょう。もちろん、人気ソーシャルゲームである「モグ」(図1)も例外ではありません。 図1 ソーシャル料理ゲーム「モグ」 それでは、「モグ」ではどういったシステム構成で稼働しているのでしょうか。モグのプロジェクトでシステムエンジニアを