いわゆる「おたく」のこと。英語のスラングで、一般的な意味としては「ださい(人)」のことを指すが、情報・通信分野ではコンピュータ関連の知識が豊富で社交性に乏しい人のことを指す。英語圏のコンピュータおたくが自称する際に用いる言葉である。 ナードからさらに度が進み、社会への適応性を失った人のことを「ギーク」(geek)というが、これもナードと同様にマニアが自分達のことを指す言葉として用いられる。 ナードは決していい意味を持つ言葉ではなく、蔑視の意味すら含まれているが、コンピュータ関連の(主に草の根)コミュニティの間では特に差別的な意味は持っていない。ナードの一部は優秀なハッカーとして、さまざまなオープンソースコミュニティに大きく貢献している。