13年ごとに出現するジャコビニ流星群(10月りゅう座流星群)が9日午前3時ごろ、北の空に出現すると予想されている。鳥取市さじアストロパークは、「明かりのない開けた場所で、防寒対策をしながら見てほしい」と話している。 同流星群は、ジャコビニ・ジンナー彗星(すいせい)を母天体とし、同彗星がまき散らしていった流星物質が地球にあたり、多くの流れ星を見ることができる。前回の1998年10月には、日本で1時間に100個以上の流れ星を観察。1933年には、ヨーロッパで1分間に約500個が観察された記録もあるという。 当日は、月が満月に近く夜空が明るいため、暗い流れ星は見えにくい。しかし、午前3時ごろには沈むので、この時間から夜明けまでが観察のチャンスという。 同パークの相本実研究員は「前回、前々回は出現が予想より早い時間だったので、絶対に見たい人は9日午前0時ごろから見た方がいいかもしれない」と話してい