オランダのクレラー・ミュラー(Kroller-Muller)美術館で、ゴッホの作品と判明した「野花とバラの静物画(Still life with meadow flowers and roses)」(2012年3月20日公開)。(c)AFP/ANP COMMUNIQUE KROLLER MULLER 【3月23日 AFP】これまで作者不明とされていた絵画が、最新のエックス線鑑定によりビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)の作品だったことが判明したと絵画を所蔵するオランダのクレラー・ミュラー(Kroller-Muller)美術館が20日、発表した。 この絵画は1974年から同美術館が所蔵している「野花とバラの静物画」。ゴッホが描いた可能性が指摘されながらも、2003年に「作者不明」とされた。だが今回の鑑定で絵の具の特徴などが一致し、ゴッホの作品であることが確認された。