新型コロナウイルスワクチンの瓶(2021年5月8日撮影、資料写真)。(c)Martin BUREAU / AFP 【11月17日 AFP】製薬大手の米ファイザー(Pfizer)、独ビオンテック(BioNTech)、米モデルナ(Moderna)3社が、新型コロナウイルスワクチンから毎分計6万5000ドル(約750万円)の利益を得ていることが明らかになった。3社のワクチン提供は富裕国が優先されており、低所得国でのワクチン接種は2%にとどまっている。 NGOの連合組織「ピープルズ・ワクチン・アライアンス(People's Vaccine Alliance)」が3社の決算報告書を基に計算したところ、3社の今年の税引き前利益は推定で計340億ドル(約3兆9000億円)に上った。毎秒1000ドル(約11万4000円)、毎分6万5000ドル、1日9350万ドル(約107億円)の利益を得ていることになる。