世の中の男女から圧倒的な支持を集めるファッションブランド、ナノ・ユニバース(nano・universe)。 WEB戦略部部長、越智将平氏は「ブランドオリジナリティを生み出すためのマーケティングが重要」と語る。EC、店舗で取得するデータを活用し、EC化率40%を誇る同ブランドの成長の裏側は、そしてこれから見据える店舗×ネットの未来とは。お話を伺った。 まずはこれまでの越智さんの取り組みについて教えてください。 ナノ・ユニバースには2002年に入社しました。最初は店舗で働いていて、5年くらい経ったタイミングで店舗と兼任という形でECを担当し始めました。当時はアパレル会社の中にWebの専門部署が無い時代だったので、店舗と兼任しながらもコーポレートサイト等の立ち上げに関わって、少しずつWebの仕事が増えていきました。その後にメルマガやPUSH通知が一般的になってきて、徐々にマーケティング領域全般も