スマートフォン/タブレットが多様化する一方で、さらなる市場拡大を見越して、これまで以上に安価なスマートフォンが続々と登場しそうだ。それらを支えるのは部品レベルのハードウエアの低価格化、新興スマートフォンメーカーの積極進出、そして既存のプラットフォームにとらわれないサービスと紐づいた端末の提供によるコストの転嫁などだ。 米GoogleのExecutive ChairmanであるErich Schmidt氏もMWC2012という場だけでなく、事あるごとにスマートフォンの低価格化を指摘。例えば2011年7月19日に日本で開かれた「Google mobile revolution」では70米ドル程度にまで下がるといった見方を示している(関連記事:アジア初「Ice Cream Sandwich」のデモを披露、Googleがモバイル戦略発表会)。そうした低価格化の根拠が随所で見られるのがMWC2012