上野動物園(東京都台東区)は18日、同園のカバ「サツキ」(メス)が化膿性関節炎で16日に死亡したと発表した。サツキは大地震が起こった3月11日午後4時頃に入舎出入口の階段で足を滑らせて足と股を痛め、その後治療を行っていたが16日に容態が急変した。サツキは東京都を襲った震度5強の地震にひどく怯えた様子を見せていたという。 上野動物園生まれのサツキは。戦前から同園で人気者だった「デカオ」と「ナゴヤ」の間の子で1971年5月20日に誕生。今までに6頭出産しており、現在沖縄こどもの国で暮らす「モモコ」はサツキの子どもになる。 カバの平均体重はオスが2.4~2.6トン、メスが1.8~2.4トン。体重が重いため足の故障も命取りになることがある。サツキは左の前足に捻挫のような症状があり、治療中も足を引きずって歩いていたため同園に住むオスのカバ「ジロー」と別にして飼育・治療を続けていた。なお、カバの平均寿
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く